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9月には「iPhone 7s」・「iPhone 7s Plus」に加え、「iPhone 8」も発表されると見込まれています。どんなiPhoneになるのか、これまでの噂を整理してご紹介します。
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目次
iPhone 8のデザイン
iPhone 8の形状
Appleが今冬に発売する『HomePod』の制御ソフトから、iPhone 8を描いたと思われるイラストが発見されています。
The bezel-less iPhone image can be extracted from Payment_glyph_phone-D22.caar in PassKitUIFoundation.framework with the code pictured pic.twitter.com/HAyDO0E931
— Steve T-S (@stroughtonsmith) 2017年7月31日
このイラストに描かれているデザインは、これまでに報じられているiPhone 8のデザインの1つに似ています。
FaceTimeカメラ・受話口が画面に出っ張ることから、iOSのステータスバーは2分割され、左側に時刻、右側に4G・Wi-Fiの電波レベルやバッテリーの残量が表示される、とも報じられています。
背面には縦に2つのレンズが並んだiSightカメラ、左側面には消音スイッチと音量調整ボタン、右側面にはロック(電源)ボタンが搭載されると考えられています。
電源ボタンは『iPhone 7』のものよりも縦に長くなるようです。変更の理由については「片手で押しやすくするため」とする報道があります。
底面にはスピーカー・Lightningポートが搭載される見込みで、iPhone 7で廃止されたイヤホンジャックが復活するという情報はありません。
Touch IDセンサーを内蔵したホームボタンは搭載されないと考えられています。
iPhone 8のサイズ
iPhone 8はiPhone 7より若干大きく、『iPhone 7 Plus』より小型になるようです。
出典:YouTube
iPhone 8のカラーバリエーション
ブラック・シルバー・ゴールドの3色のみになる、とする説が有力視されています。現在、iPhone 7に用意されているのは6色です。
このうち「ゴールド」については、ローズゴールド風の色として浮上している「コッパーゴールド」・「ブラッシュゴールド」を指すのではないか、という見方もあります。
iPhone 8の仕様
顔認証「Face ID」
FaceTimeカメラと赤外線センサーで顔を立体的にスキャンできる機能を使い、顔でiPhoneのロック解除・Apple Payの決済確認が行える、と考えられています。
これを裏付けるような記述が、HomePodの制御ソフトから見つかっています。
この顔認証は、iPhone 8を机の上に置いた状態でも顔を認識・識別できるようです。これが事実なら、ロック解除の度にiPhone 8を持ち上げる必要はほとんどないでしょう。
こうした仕組みは、iPhone 8の画面を見ていない時は自動ロックする機能、画面を見ている時は通知を消音する機能、拡張現実(AR)アプリでの顔認識にも応用されるのではないか、と考えられています。
HomePodの制御ソフトでは関連する機能が「PearlID」とされているものの、これが正式名称なのかは不明。「Face ID」も顔認証機能の名前として海外メディアを中心に使われているものです。
Touch IDは搭載しない?
ホームボタンが無くなることで、指紋を読み取るTouch IDセンサーを搭載できる場所がありません。このことからiPhone 8は背面、あるいは画面に内蔵する形でTouch IDセンサーを搭載するという噂もあります。
しかし、画面内蔵型は技術的な課題が解決できないために断念した、という情報も報じられています。Face IDがTouch IDに取って代わるとする説が現時点では有力です。
iPhone 8の画面
iPhone 8ではホームボタンが廃止され、前面のほとんどが画面になります。画面の角は直角ではなく、丸みを帯びた形になると考えられています。
画面サイズは5.8インチと予想されており、iPhone 7の4.7インチ、iPhone 7 Plusの5.5インチよりも大型です。
どのような画面・表示になるのか、@charavelが制作した予想CGが公開されています。
Consolidating my 'iPhone 8' @charavel-made mockups in one place; this is, I think, my final bet before the announcement event pic.twitter.com/oxyXgrlts4
— Steve T-S (@stroughtonsmith) 2017年8月30日
物理的なホームボタンが廃止される代わりに、画面下に仮想ホームボタンが表示されると考えられています。HomePodの制御ソフトからも関連する記述が見つかっており、仮想ホームボタンの機能は「Home Indicator」と呼ばれています。
制御ソフトを解析している@stroughtonsmithによれば、ホームボタンの表示エリアはサイズ変更ができ、非表示にもできます。非表示機能は動画再生時に役立つでしょう。
一方で『Bloomberg』は、ホームボタンではなく「ホームバー」になると報じています。このバーを上にドラッグすることで、ロック解除・マルチタスク画面の表示・ホーム画面に戻るといった操作が行えるとしています。
ホームボタンが無くなることで、Siriの起動には電源ボタンを使うことになる、という情報もあります。
iPadで採用されているProMotionテクノロジー・True Toneディスプレイにも対応するかもしれません。
ProMotionテクノロジは表示内容に応じて画面の描画速度を上げる技術、True Toneディスプレイは環境光に合わせて画面を調整する技術です。滑らかな描画・タップへのレスポンス向上・様々な状況で正確に色を表示する画面を実現します。
画面自体もiPhone 8で新しくなり、従来の液晶とは異なる、有機EL(OLED)と呼ばれる方式を採用した画面を搭載すると考えられています。
画面自体が発光するので、これまで不可欠だったバックライトが不要です。その分の消費電力・重量・スペースを減らしたり、ほかの機能に割いたりできるようになります。
「黒」を表現する方法も従来の液晶とは異なります。従来の液晶では黒を点灯して表現していましたが、有機ELでは画面を点灯させないことで黒を表現するので、黒を多用した表示では消費電力を減らせます。
iPhone 8はワイヤレス充電に対応?
これまでの噂によると、iPhone 8は『Qi』と互換性のあるワイヤレス充電に対応します。QiはAndroidスマートフォンなどですでに採用されています。
ただし、充電スピードが速い15W充電には対応せず、従来の7.5W充電のみの対応になる、という噂もあります。
ワイヤレス充電対応を示唆する情報は、HomePodの制御ソフトでも見つかっています。
電磁誘導方式を採用するQiと互換性がある方式なら、iPhone 8を専用の充電台の上に置くことで充電できると考えられます。ただし、この充電台は別売りとの噂もあります。
Qiと互換性があっても、AppleからMFiライセンスを受けていない充電台ではiPhone 8を充電できない可能性が指摘されています。
iPhone 8は発売当初からワイヤレス充電は使えず、後日配信される「iOS 11.1」へのアップデートが必要、とする情報も報じられています。
現時点では使われていませんが、ベータ版『iOS 11』に収録されている通知音の1つがワイヤレス充電時の通知音として使われるのではないか、とも考えられています。
iPhone 8は高速充電に対応?
HomePodの制御ソフトからは、iPhone 8が高速充電に対応する可能性を示唆する記述も見つかっています。
『12.9インチiPad Pro』や『10.5インチiPad Pro』はUSB-C充電器とUSB-C – Lightningケーブルを使うことで、付属品を使った場合と比べて高速に充電できる仕様です。
おそらくiPhone 8でも同様の方法で高速充電が可能になるでしょう。ただし必要な機材が付属するのかは不明です。高速充電に対応しているiPad Proには付属していません。
iPhone 8のiSightカメラ・FaceTimeカメラ
画素数・F値などは判明していません。
その一方で、HDR動画・高解像度のスローモーション動画が撮影できるとか、4K動画を従来の倍の60fpsで撮影できるとか、シーンを識別して自動調整する機能「SmartCam」が導入される、表情を識別できるといった情報が出ています。
iPhone 8のプロセッサ・メモリ
iPhone 7のA10 Fusionチップの設計を受け継ぎ、高性能プロセッサと低電力プロセッサを組み合わせたA11 Fusionチップが搭載される見込みです。
一説によると、A11チップの最大動作速度は3.0GHz。ベンチマークテストの成績はシングルコアで4,300〜4,600、マルチコアで7,000〜8,500だとされています。この成績はiPhone 7の1.2〜1.5倍です。
チップを撮影したとする写真も公開されていますが、本物なのかは分かっていません。
システムメモリの容量はiPhone 7 Plusと同じ3GBになるようですが、iPhone 7のシステムメモリよりも10〜15%高速化すると考えられています。
システムメモリは処理中のデータを一時的に保存しておく場所です。容量が多ければ、アプリを切り替えた際にそのアプリが再起動したり、Safariでウェブページが勝手に再読み込みされたりする頻度は減ります。
iPhone 8の容量
64GBと256GBの2モデルになるという説と、64GB・256GB・512GBの3モデルになるという説が出ています。iPhone 7は32GB・128GB・256GBの3モデルです。
iPhone 8発表・発売の時期
iPhone 8は9月12日(火)に発表されることがAppleから携帯電話会社に通達済みだ、という噂が報じられています。同時にiPhone 7s・iPhone 7s Plusも発表されるようです。
さらに、同様の内容が有力メディアによって改めて報じられています。
もし、Apple本社がある現地時間で9月12日の午前10時から発表イベントが開催されるなら、日本時間では9月13日(水)の午前2時からになります。
Appleが、日本時間で9月13日にイベントを開催すると正式に告知しました。発表内容は公表されていません。
→ Appleが9月13日にイベント開催を正式告知、iPhone 8発表か
iPhone 8の発売日は9月15日(金)か9月22日(金)とする説もありますが、製造に遅れが生じているため、10月・11月に発売されるという説もあります。
iPhone 7sよりも後に発売される、という報道もあります。
予約開始日は9月15日(金)とする噂が報じられています。
iPhone 8の価格
iPhone 8の価格は1,000ドル(約11万円)から、と予想されています。ただし、日本での価格設定は不明です。
64GB・256GBの2モデルなら、64GBモデルが約11万円、256GBモデルが約12万円になると考えられます。
64GB・256GB・512GBの3モデルなら、64GB・256GBモデルは前述と同じ価格、512GBモデルは約13〜14万円になるかもしれません。
現時点で2つの説が浮上しています。
1つは、64GB・256GB・512GBの3モデルが登場する説。Appleが9月4日に発売した製品の価格設定が1ドル=約99.44円だったので、これを元に日本での価格を予想すると、以下の通りになります。
- iPhone 8 64GB:約99,300円
- iPhone 8 256GB:約109,300円
- iPhone 8 512GB:約119,200円
ただし、iPhone 8に512GBモデルは登場せず、64GBと256GBモデルの2つだけだ、とする見方もあります。
もう1つは、価格が100ドル近く安くなるとする説です。1ドル=約99.44円で64GB・256GBモデルの価格を計算すると、以下の通りになります。
- iPhone 8 64GB:約89,500円
- iPhone 8 256GB:約99,400円
現在の『iPhone 7』の価格は32GBモデルが72,800円、128GBモデルが83,800円、256GBモデルが94,800円(いずれも税別)です。
iPhone 8の正式名称
名前は「iPhone 8」と噂されていますが、「iPhone Plus」・「iPhone X」・「iPhone Pro」・「iPhone Edition」といった、ほかの名前も噂になっています。
参考
@stroughtonsmith – Twitter
・販売元: iTunes K.K. ・掲載時のDL価格: 無料 ・カテゴリ: ショッピング ・容量: 74.5 MB ・バージョン: 4.3 |