6月26日、マクドナルドはデリバリースマホアプリ『UberEATS』の導入を発表しました。
UberEATSは、さまざまなお店の出前を注文することができるスマホアプリ。もともと配達のサービスがないような個人店も多く登録されており、品揃えの多さが注目されているアプリです。
実際に料理の配達はUberEATSのドライバーが行い、店舗は料理を用意するだけ。配達員を店舗で準備しなくても配達サービスを開始できるという点で、お店側からも注目が高まっています。
そんななかで発表された、マクドナルドのUberEATS導入。マクドナルドは独自のデリバリーサービス「マックデリバリー」も行っています。
UberEATSでマクドナルドの商品を注文するのと、マックデリバリーでの注文では、何が違うのでしょうか。最低注文金額や、配達料金などの違いをまとめました。
違いを表にまとめたものを先に見たい方はコチラ
→マックデリバリーとUberEATSの違い一覧
配達料金
マックデリバリー、UberEATS共に配達料金がかかります。
マックデリバリー:300円
UberEATS:380円(混雑状況により異なります)
配達料金はマックデリバリーが固定額に対し、UberEATSは混雑状況により異なるのでアプリで確認しましょう。
© 日本マクドナルド株式会 / © Uber Technologies Inc.
注文可能金額
マックデリバリー:1,500円〜11,990円 ※朝マック1,000円〜
UberEATS:なし
マックデリバリーは1,500円以上でないと注文することができません。また、12,000円を超える注文も行うことができません。対してUberEATSはハンバーガー1個からでも届けてくれ、上限もありません。
商品価格
ハンバーガーが120円など店頭での購入より値段が高く設定されています。マックデリバリーとUberEATSの価格設定は同じものが多く、ほとんど差はありませんでした。
また、アプリやチラシで配布されている各種クーポンや無料券についてはUberEATS、マックデリバリー共に使用できません。
品揃え
マックデリバリー、UberEATS共に店頭で販売されている商品のほとんどがどちらのアプリからも注文できます。2つのアプリに品揃えの差はありませんでした。
ただし、「マックデリバリー限定パック」は名前の通りマックデリバリーのみとなり、UberEATSにはありません。
配達時間
ピークと思われるランチタイムとディナータイム、比較的空いているであろう14時の配達時間を比べました。
※6月下旬、新宿区でアプリ画面の配達時間表示。配達予定時間は混雑状況により変動します。
【平日12時】
マックデリバリー:20-40分
UberEATS:10-20分
【平日14時】
マックデリバリー:60-80分
UberEATS:10-20分
【平日18時】
マックデリバリー:80-100分
UberEATS:10-20分
マックデリバリーの配達時間は時間帯によって大きく変動します。対してUberEATSは安定して10-20分の配達時間と表示されていました。
予約注文
マックデリバリー、UberEATS共に配達日と時間を指定した予約注文が可能です。
配達エリア
マックデリバリー:全国約200店舗
UberEATS:東京都内33店舗
UberEATSのサービス自体が東京都内の一部の地域に限られているため、マクドナルドの対応地域も限られています。マックデリバリーに関しては2010年から徐々に対応店舗を増やし、現在では約200店舗まで広がっています。
支払い方法
マックデリバリー:クレジットカード・現金・マックカード
UberEATS:クレジットカード・PayPal
マックデリバリーでは配達員へ直接現金での支払いが可能です。UberEATSは、現金での支払いができません。
参考
・よくあるご質問 | McDonald’s
・UberEATS、東京で開始!
マックデリバリーとUberEATSの違い一覧
※配達料金は記事執筆時。UberEATSの配達料金は混雑状況により異なります。
マックデリバリーの良いところは「配達エリアが広い」「現金での支払いが可能」の2点、UberEATSの良いところは「配達時間が短い」「注文金額の制限がない」の2点といったところでしょうか。
例えば、1人で利用する場合は注文金額の制限がないUberEATSがベターだと言えますが、それも東京都内の対応エリア内のみとなります。
UberEATS自体が東京都内のみのサービスなので地域は限られていますが、今後エリア拡大されていく予定なので、マックデリバリーとUberEATSの特徴をうまく使ってマクドナルドのデリバリーを楽しみましょう。