iPad Pro 2のうち、10.5インチ版の製造はすでに始まっていたようです。この情報が正しければ、6月の『WWDC』で発表されるかもしれません。
10.5インチiPad Pro 2の量産は3〜4月に開始?
Appleに部品を供給する業者に関する噂を紹介しているウェブサイト『DIGITIMES』によると、10.5インチiPad Pro 2の量産は3〜4月に始まっていたそうです。
現在は毎月50万台を出荷するペースで生産が行われていると報じており、仮に3月量産開始であれば、5月末までに在庫は少なくとも100万台以上はあることになります。
10.5インチiPad Pro 2は、画面を大型化しながら、ホームボタン廃止・画面を囲む枠の薄型化によって本体サイズは『9.7インチiPad Pro』とほぼ同じだと考えられています。
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iPhoneの例年のパターンは量産開始が7月、発売が9月といわれています。この「量産開始から2ヶ月後に発売」パターンがiPadにも共通するのであれば、6月に発表・発売される可能性は高いでしょう。
6月にはAppleが開発者向けイベントWWDCを開催。その中で、過去に新製品が発表されてきた基調講演も行われる予定です。
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一方で、10.5インチiPad Pro 2の特徴はiPhone 8と共通する部分が多く、iPhone 8の発表前に10.5インチiPad Pro 2が発表される可能性は低い、とする見方もあります。
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12.9インチiPad Pro 2の発売時期は不透明
一方で、12.9インチiPad Pro 2の量産開始時期は未定だとDIGITIMESは伝えています。
12.9インチiPad Pro 2は、販売中の『12.9インチiPad Pro』と同じデザインで、プロセッサなどの内部パーツがアップデートされる程度だと噂されています。
DIGITIMESによると、一部のアナリストは6月に量産が始まって第3四半期(7〜9月?)に出荷数が安定すると予測しています。「量産開始から2ヶ月後に発売」パターンが当てはまるのであれば、9月ごろに発売されそうです。
新iPad mini・9.7インチiPad Pro 2は発売されない?
業界関係者の話として、3月に発売された第5世代iPadが『iPad mini 4』の販売終了を加速させるらしい、とDIGITIMESは報じています。一方で新モデルの情報はありません。
iPad miniには同サイズの7.9インチiPad Proが発表されるという噂もありましたが、miniサイズのiPadは販売を段階的に終了するという噂も流れています。
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DIGITIMESの今回の記事は、9.7インチiPad Pro 2の噂にも言及していません。10.5インチiPad Pro 2と異なる点が少ないことから、発売されない可能性もあります。
参考
Apple to ship 5-6 million 10.5-inch iPad Pro tablets in 2017, say Taiwan makers – DIGITIMES
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