自撮りにも使えるFaceTimeカメラが、iPhone 8には2つ搭載されるようです。
2つのFaceTimeカメラで顔認証?
経済情報を扱うウェブサイト『THE INVESTOR』は、LG Innotek社がiPhone 8のFaceTimeカメラを生産する、と報じています。そのカメラには2つのレンズが搭載されているそうです。
LG Innotek社は『iPhone 7 Plus』の、2つのレンズを搭載したiSightカメラを生産しています。
その用途は顔認証だとしています。被写体を従来の2次元ではなく、3次元で認識することができるので、顔認証の精度が向上しているそうです。
その仕組みは詳しく紹介されていませんが、2つのFaceTimeカメラを使うことで、iPhone 7 Plusと同じ仕組みで被写体の奥行きを測れるようになると考えられます。
→ iPhone 7 PlusのiSightカメラ解説
iPhone 8はホームボタン・指紋を読み取るTouch IDセンサーを廃止し、ロック解除時の認証方法が顔認証に切り替わるという噂は以前からありました。
→ iPhone 8に搭載? Appleが顔認識技術を買収
今回の報道がこれを裏付けるものかは不明で、Touch IDセンサーと併用になる可能性も考えられます。
iPhone 8のFaceTimeカメラは広角レンズも搭載?
Apple製品にまつわる噂を扱うウェブサイト『Macお宝鑑定団』は、2つのFaceTimeカメラが顔認証だけに使われるとは考えにくく、片方に現在の32ミリ相当のレンズが、他方に24〜28ミリ相当の広角レンズが搭載される可能性がある、と指摘しています。
つまり、iPhone 7 PlusのiSightカメラのように、iPhone 8のFaceTimeカメラは撮影に使うレンズを切り替えられるようになる、と予想しているようです。
現在のFaceTimeカメラよりも広角仕様のカメラがもう1つ搭載されるのであれば、たとえば複数人で自撮りをするときに、これまでのように腕を伸ばさなくても全員の顔を収めることができるようになります。
参考
- LG Innotek to supply facial recognition camera module for iPhone 8 – THE INVESTOR
- LG Innotek、iPhone 8用の世界初3D顔認証カメラを供給する? | Rumor | Macお宝鑑定団 blog(羅針盤)
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