iPhone 8がワイヤレス充電に対応する可能性は高いとされていますが、その規格について確かな情報はまだありません。
ただ、以前噂されていた「エリア内ならどこでもワイヤレスに充電できる」という規格を採用する可能性は低いようです。
アメリカ国内の規制に対応できず?
以前ご紹介したEnergous社の技術がiPhone 8に採用される可能性は低い、とCowen and CompanyのアナリストTimothy Arcuri氏は分析しています。
Energous社の『WattUp』は、エリア内にいるだけでデバイスを無線で充電できる技術で、開発が進められています。
同社の幹部がAppleとの関係を匂わす発言をしていたことからも、iPhone 8で採用されるのではないか、という見方もあります。
しかしArcuri氏の調査では、同社の技術はアメリカ国内の規制に対応しておらず、現在の方式では審査にも合格しない可能性があるそうです。
充電台に置く形のワイヤレス充電が有力か
代わりに有力視されているのが、充電台の上にデバイスを置くだけで充電できる方式。なかでも普及している規格は『Qi』と『AirFuel』で、Qiは日本でも普及しています。
たとえば『Galaxy S7 edge』のように、iPhone 8もQiとAirFuelの両方に対応するのではないか、と考えられています。
iTunesとの同期はWi-Fiで可能、Bluetoothイヤホンも充実。充電までワイヤレスとなれば、Lightningポートを使う機会はほとんど無くなってしまうかもしれません。
参考
Wireless charging likely coming to Apple's 'iPhone 8,' but not Energous's long-range solution – AppleInsider
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