iPhoneをパスコードできちんとロックしているから安心、と思っていませんか。実は意外なところから個人情報が覗き見される恐れがあります。
こちらもご覧ください。
→ 【iOS 10】個人情報を守るための点検項目
→ iPhoneの個人情報を守るためにやるべき対策
便利だけど危ない「通知」
アプリが受け取ったお知らせ・新着メッセージなどを表示する「通知」。ここから個人情報が漏れることがあります。
ロック画面に通知を表示する設定にしていると、メッセージの一部が表示されることも。
ロック画面は、iPhoneに直接触れられる人なら誰でも見られます。iPhoneを置く環境に注意するか、設定を変えましょう。
通知のプレビュー表示をオフにする
メールアプリやメッセージアプリに関しては、設定アプリの【通知】→【メール】か【メッセージ】→【プレビューを表示】をオフにしましょう。
これでメールの本文・メッセージの一部が表示されなくなります。
『LINE』のような、App Storeからダウンロードして使うアプリでは、アプリの中に設定が用意されています。
LINEの設定方法はこちら。
→ LINE(ライン) 通知をオフにする様々な設定方法をご紹介!
ロック画面に通知を表示しない設定
メールやメッセージアプリの場合、プレビュー表示をオフにしても、差出人の名前が通知に表示されます。
差出人の名前も出したくない場合、あるいは通知を受け取ったことを表示したくない場合は、ロック画面に通知を表示しないように設定しましょう。
設定アプリの【通知】→【アプリ名】を開き、【ロック画面に表示】をオフにします。
ウィジェット・Spotlightにも要注意
ウィジェットからも個人情報が漏れる恐れがあります。ウィジェットの中には予定などの情報を表示するものがあるからです。
さらにSpotlightの入力欄を使えば、推測変換の候補を元に、ユーザーが直前にどんな文章を入力したのかを断片的に推測することも可能です。
設定アプリの【Touch IDとパスコード】→【今日の表示】をオフにすれば、ロック画面からウィジェットにアクセスできなくなります。
Spotlightを完全にオフにするためには、【通知の表示】もオフにしましょう。
通知やウィジェット、Spotlightは便利な機能です。その反面、悪用されると個人情報が漏れてしまう恐れもあります。どんなリスクがあるのかを踏まえ、使い方に合わせてカスタマイズしましょう。
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