iPhoneに付属するものと同じUSB充電器には、Appleの正規純正品を装った偽造品もあふれています。
純正品よりも安いので購入しやすい反面、iPhoneを充電する際、命を危険にさらす恐れがあります。
偽の「Apple製充電器」が危ない理由
イギリスの関係当局がApple純正を装った充電器400個をテストしたところ、十分な絶縁性を備えているものは3つしかありませんでした。
絶縁とは電気を伝えないこと。それが不十分ということは、充電器をコンセントにつなぐ・外す際に感電したり、漏電して火災に至ったりする恐れがあります。
過去には、偽造品が感電事故の原因と考えられた事例もありました。
→ iPhoneで感電死した原因は粗悪な充電器? 正規品ユーザーも要注意。
→ 充電中のiPhone 4sで感電死か。原因はケーブルと非純正USB充電器?
2年前に、iPad向けの充電器を分解して内部構造を比べたKen Shirriff氏は、安全基準を無視した設計が原因で偽造品は発火する恐れがある、と指摘しています。
→ Apple製の充電器と安い偽物の違いとは? 偽物には発火の危険性も。
最悪の場合は死亡事故につながります。
iPhoneの充電には、Appleの正規純正品である充電器を使うか、信頼できるメーカーの充電器を使うようにしましょう。
本物のApple製充電器を買うには
購入する際は、その販売元が信頼できるか否かを確認してください。
たとえばAppleのオンラインストア・直営店、Apple製品取扱店です。以下のページで店舗を探せます。
通販サイト『Amazon.co.jp』は、販売元がAmazonであれば正規のApple製品を扱っていることを謳っています。
商品ページで「この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。」という表記を確認してください。
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『Yahoo!ショッピング』や『楽天市場』は、会社や個人が出店している通販サイトです。正規品であるかどうかは出店者に確認しましょう。