再生しただけでiPhoneが極端に遅くなる、あるいは操作をまったく受け付けないフリーズ状態になってしまう動画が海外で流行しています。
どうしてフリーズするのか?
問題の動画を再生するとiOSはメモリをすべて使い切ってしまい、そのためにiPhoneの動作が極端に遅くなったり、フリーズしたりすると考えられています。
問題が起こるのは『iOS 5』から、開発者やテスト参加者に公開されている『iOS 10.2 beta 3』までと幅が広いのが特徴。iOS 10.2 beta 3では、iPhoneが強制再起動されるものの、その途中でフリーズするそうです。
もし動画を再生してフリーズしたら・・・
iPhoneを強制再起動させるしかありません。
『iPhone 6s』までのiPhoneでは、電源ボタンとホームボタンを長押しします。
『iPhone 7』では、電源ボタンと音量を低くするボタンを長押しします。
予防する方法は?
現時点で確かな予防策はありません。
現在は「vk.com」や「testtrial.site90.net」というドメインで始まるURLで、問題の動画が拡散されているようです。しかし、ほかのサイトにもアップロード・公開される可能性もあるので、上記のドメインには限定できません。
もしURLを開いても、動画は自動では再生されないようです。不審に思う点があれば、動画の再生ボタンを押さないようにしましょう。
SNSやウェブサイトで短縮リンクを開く際は、短縮リンクを展開できるサービス、たとえば『Where Does This Link Go?』を利用しましょう。