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スマホの利用料金を安く運用できる「格安SIM」。月々のデータ通信量によってプランが分かれており、月1GBのプランでは1,000円を切る格安SIMもあるほど。
しかし、安くできるからと極端にデータ通信量の少ないプランを選んでしまうと、通信量が足りず速度制限になってしまいます。あるいは、20GB以上など大容量プランを選んだものの、実際には10GBも利用しておらず持て余すかもしれません。
そこで、格安SIMを1年以上使用している筆者の通信量をもとに、データ通信量について考えてみました。
自宅はWi-Fi、屋外では4G回線に切り替えて月に5GB前後
1ヶ月の通信量を調べるために、『graphPON for IIJmio SIM』というアプリを使用します。これは、格安SIM事業者の『IIJmio』に契約しているSIMカードの通信量をグラフで確認できるアプリです。
まずは、1日あたりどれくらいデータ通信しているのかをチェックしてみました。前提として、筆者はIIJmioのライトスタートプラン(月6GB)を契約しており、自宅ではWi-Fi、外出時に格安SIMのデータ通信(4G回線)を使用しています。
1日ごとのグラフを確認したところ、自宅に引きこもっていた休日は1MBという日がありました。一方で、仕事で外出の多い日は516MBも使用していることが判明。これは、移動中の電車で30分ほど動画コンテンツを視聴したことが大きいです。
そして、11月1日から11月22日までに通信量が写真左です。22日間で3.77GBでした。動画視聴のほか、アプリのダウンロードを行うことがあったのですが、契約プランの半分と少しくらいしか利用していないことがわかりますね。
写真右は1ヶ月間のデータ通信量です。月をまたいでいるため、当月使用量とはいえないのですが、6.09GB利用していました。動画やアプリのダウンロードやアップデートはWi-Fi環境のみで行った月は3GB~4GB程度に収まることが多いです。
朝昼晩とスマホを使用しても、Webサイトの閲覧やSNSの利用が中心であれば5GBあれば十分足りますよ。
筆者が契約しているのは月6GBのプランですが、上記写真右のように6GBを超過しても高速データ通信は使えています。これには格安SIM事業者のあるサービスに秘密がありました。
データ通信量を翌月まで繰り越せる格安SIMが便利
あるサービスとは、データ通信量の余りを翌月まで繰り越しできるサービスのこと。1ヶ月データ通信量を節約することで、来月のデータ通信量を増やすことができるんです。
これは、IIJmioを始め、mineoや楽天モバイル、BIGLOBE SIMなど各種事業者が対応しており、これを活用することでデータ通信量に余裕を持って運用できますよ。サービスを選ぶ1つの基準として検討してみるのもおすすめです。
外出先では通話もしくはメールの返信しかしない方であれば3GB程度のプラン。通勤・通学時間が長いから動画をよく観る方であれば20GB以上の大容量プラン。など、利用頻度を振り返りつつ自分に合った最適なプランを選んでみてください!
IIJmioに格安SIMについてインタビューもしてきました
→【格安SIM】なぜ安い?通信速度は変わる?ギモンをプロに聞いてきた
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