パスコードやTouch IDを使った認証を経ることなく、iPhoneの中に入っているデータを盗み見ることができる不具合が発見されました。
目次
どんなバグなのか
ある特定の手順で操作すると、パスコードを入力したり、Touch IDで指紋認証を行わなくても、iPhoneの写真アプリに入っている写真や動画を見ることができます。
たとえばiPhoneを放置してしまった場合、第三者がiPhoneを操作して、中に入っている写真や動画を盗み見ることが可能です。
この不具合により、写真や動画にアクセスできるiOSは『iOS 8』から『iOS 10.2 beta 3』です。
iOS 10.2 beta 3は開発者やテスト参加者に限って公開されています。
→ 『iOS 10.2 beta 3』の変更点まとめ
おそらく、今後正式にリリースされる『iOS 10.2』でこの不具合は修正されるでしょう。
今すぐできる対策
設定アプリを開きます。
【Touch IDとパスコード】をタップ。
「ロック中にアクセスを許可」の【Siri】をオフにします。
参考
iOS Flaw Allows Anyone to Bypass iPhone Passcode and Access Photos and Messages – Softpedia