「iPhoneが遅い」と感じる時に試すべきこと

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iPhone 7 Plus


iPhoneが遅いと感じたときは、1分未満で出来る小技をお試しください。

目次

iPhoneのメモリを解放する方法

この操作を行うと起動中のアプリはすべて再起動するので、保存していないデータは消えます。必ず保存してから操作を行ってください。

ホーム画面を表示した状態で電源ボタンを長押しします。

iPhoneの電源ボタン


【スライドで電源オフ】が表示されたら・・・

スライドで電源オフ


ホームボタンを押します。【スライドで電源オフ】が消えるまで押したままにします。

iPhone 7 Plus


【スライドで電源オフ】が消え、ホーム画面に戻ったら完了です。

iPhoneのメモリを解放する意味は?

メモリは、処理に必要なデータを一時的に保存しておく場所です。この場所が満杯になってしまうと、不要なデータを消して場所を確保します。

これがアプリを切り替えた際にアプリが再起動する要因です。たとえばSafariなら、開いていたウェブページが再読み込みされてしまいます。

今回ご紹介しているメモリの解放は、この「確保」を強制的に行います。

メモリの管理は自動で行われるので、本来は手動でメモリを解放する必要はありません。しかし、この機能は何らかの拍子でうまく動かなくなることも。

このときに手動でメモリを解放すると、iPhoneの動作がスムーズになる場合があります。

検証:メモリ解放は効果があるのか?

メモリの解放といっても数字で示されないので、効果はいまひとつ分かりません。

そこでメモリの空き容量をチェックできるアプリ『Omnistat』を使い、メモリ解放を行うと本当に効果があるのかを確かめてみました。

テストに使ったのは『iOS 10.1.1』をインストールした『iPhone 6 Plus』です。

メモリ解放「前」の空き容量 メモリ解放「後」の空き容量 解放できた容量
検証その1 39.97MB 133.66MB 93.69MB
検証その2 45.17MB 151.55MB 106.38MB
検証その3 24.51MB 176.04MB 151.53MB

メモリを解放したところ、空き容量を3回平均で117.2MB確保できました。

メモリの解放は簡単にできるので、iPhoneが遅いと感じたときにぜひお試しください。

Omnistat - System Status & Activity Monitor ・販売元: Mathieu Bolard
・掲載時のDL価格: ¥240
・カテゴリ: ユーティリティ
・容量: 4.7 MB
・バージョン: 1.1.0

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