『iPhone 7』の新色「ジェットブラック」は傷がつきやすいので、背面用の保護フィルムを検討している方が多いかもしれません。
しかしそのフィルムによって、ある部分が元に戻らなくなる恐れがあります。
ロゴ・認証マークが剥がれる
ウェブサイト『Mac Rumors』によると、ジェットブラックのiPhone 7や『iPhone 7 Plus』の背面に貼った保護フィルムを剥がしたところ、「iPhone」のロゴや認証マークも一緒に剥がれたケースがいくつか報告されています。
画像:Mac Rumors
完全に剥がれてしまうわけではないものの、フィルムを剥がしたiPhone 7に残っているロゴや認証マークは見づらい状態になるそうです。
以下の動画にはフィルムを剥がした際の様子と、剥がしたあとのiPhone 7の状態が収められています。
なぜ剥がれるのか?
原因はまだ分かっていませんが、ほかの色では同様の問題が起きていないことから、ジェットブラック特有の問題だと考えられます。
ほかの色では背面のロゴや認証マークはレーザーで刻印されていますが、ジェットブラックは異なる加工方法が用いられているので、ロゴやマークを描く方法もほかとは違う可能性があります。
総務省のマークも・・・?
国内で販売されているiPhone 7/7 Plusの背面には、総務省の認可を得たことを示す「総務省指定」・「MIC/KS」・型番が描かれています。
これは法律によって、これらのマークや型番が見やすい位置に記されていることが求められているためです。
フィルムを剥がしたときにこれらのマークも剥がれる・薄くなると、法律上の問題が生じる可能性もあるので、保護フィルムの扱いには注意が必要でしょう。