iPhoneなどのスマートフォンを安く運用できる「格安SIM」。近年さまざまなサービスが登場していることから、乗り換えを検討している方も多いのではないでしょうか?
格安SIMはキャリア契約と異なり、サポートがシンプルだったりWeb上での契約が中心ということもあって不安なこともありますよね。なので、乗り換え前に確認しておくべきポイントをまとめてみました。
基本的にはWeb上で契約が完結する
格安SIMが安い理由として、キャリアのショップのような店舗を持たない*というものがあります。そのため、MNPや新規契約、プラン変更など基本的にすべてWeb上で完結させるんです。
慣れてしまえば、わざわざ店舗に行かなくていいというのはメリットですが、やはり初めてとなると少し心配ですよね。そこで、確認しておきたいのが下記4つのポイントです。
*詳細は後述しますが、一部格安SIM事業者は家電店やスーパーマーケット内で店舗契約することができます。
1.使いたいスマホが格安SIMに対応しているかどうか
格安SIMをキャリアからの乗り換えで使おうと考えている場合、いま使っているスマホが格安SIMに対応するか確認しておく必要があります。
キャリア端末をそのまま使う場合、そのままでは対応しておらずSIMロック解除をキャリアの店舗で行う必要があります。しかし、近年、mineoやIIJmioなどの格安SIM事業者では「docomoプラン」「auプラン」とキャリア回線ごとのプランを提供しており、そのまま使えるケースもありますよ。
主要な格安SIM事業者ごとの対応機種は下記記事でも紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
2.SIMカードのサイズ選び。近年は「nanoSIM」が主流
意外と忘れがちなのが、SIMカードには複数のサイズがあるということ。
大きい順に「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」と分けられます。機能としては変わらないのですが、使おうと考えているスマホとサイズが合わないと挿し込むことができません。
現在、iPhoneではiPhone 5以降から「nanoSIM」が使われています。Androidの場合も「nanoSIM」が主流になりつつありますが、一部端末では「microSIM」対応という機種もあるので、あらかじめメーカー公式Webサイトか端末の取扱説明書をチェックしてみてくださいね。
3.いままで通りネット+通話を使うなら「音声通話プラン」を選ぼう
格安SIMのプランで確認しておきたいのが、「データ通信プラン」「データ通信プラン+SMS利用プラン」「音声通話+データ通信プラン」と大きく分けて3タイプのプランが存在すること。ほぼ全ての格安SIM事業者が、上記のように細かく選べるプラン展開をしています。
キャリアから乗り換えで、いままで通りインターネットや電話を使いたいという方は「音声通話+データ通信プラン」を選ぶようにしましょう。
ちなみに、スマートフォン2台持ちでサブ端末ではネットのみというのであれば「データ通信プラン」でOKですよ。
4.SIMカードの受取日をチェック。最速は店舗契約
Web上で契約が完結する格安SIM。念のため確認しておきたいのが、契約からSIMカードを受け取るまでの期間。
契約の際、本人確認手続きや発送状況により受け取りまで期間が開きます。参考までにIIJmioで契約した場合を確認したところ、目安として1~3日かかります。*
もし、即日SIMカードを受け取りたいという急ぎの場合であれば、店舗契約ができる格安SIM事業者を選ぶとよいでしょう。
先に紹介したIIJmioは全国のビックカメラにある「BIC SIMカウンター」やイオンにある「イオンSIMコーナー」で契約することができます。
こちらから店舗検索も行えますよ
→IIJmio取り扱い店舗検索
イオンモバイルやfleetelを始め、家電店やスーパーマーケットでの契約が可能な格安SIM事業者も増えてきていますので、契約前に公式Webサイトを確認してみましょう。
*MNP後のSIMカードが届くまでの間も不通状態にならず、受け取り後に開通できる「おうちでナンバーポータビリティ」というサービスもあります。
乗り換え前に確認しておけば契約はかなりスムーズ
以上が、格安SIM乗り換え前にチェックしておきたいポイントでした。一見すると面倒くさそうに感じますが、実際はかなりシンプルなんですよ。
今後は、各格安SIM事業者に関する情報もお届けしていきますね。お楽しみに!
iPhoneの使い方が分かるアプリ
iPhoneの使い方が分かるアプリ『説明書 for iPhone』をアップデートしました。
iPhoneの基本やアプリの使い方、困ったときの対処法や小技・裏技を紹介しています。下からアプリをダウンロードして、お使いください。