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『iPhone 7』で登場した新色「ジェットブラック」は入手しづらい状況が続いています。なぜでしょうか。
3〜4割が不合格
ジェットブラックのiPhone 7/7 Plusのうち、30〜40%が品質基準を満たさないとして不合格になっている、と報じられています。
不合格品は基準を満たすように再加工されるため、出荷に要する時間はその分増えます。その結果、ジェットブラックの品不足が起きているようです。
さらに、iPhone 7が最初に発売された国・地域は28と、『iPhone 6s』の発売時より16増えたことも拍車をかけている、とAppleの動向を調査するKGI証券のアナリストMing-Chi Kuo氏は分析しています。
なぜ不合格品が多いのか?
ジェットブラックは9段階もの酸化被膜処理・研磨加工が施され、アルミニウムとガラスの違いが分からないほどの光沢を実現しようとしています。
さらに、擦れるとすぐに傷がついてしまう弱点もあります。
→ ジェットブラックのiPhone 7を傷から守るには?
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加工を施しても所定の光沢が出ない・加工過程で傷がつくなどの問題があり、不合格の割合が高くなっているのではないか、と考えられます。
出荷日の変動
Appleのオンラインストアには、ジェットブラックの注文から出荷までの日数が表示されています。在庫が少ない・全くないと出荷日は長くなる傾向があります。
9月13日と9月28日時点の出荷日を比べても変化はなく、『iPhone 7 ジェットブラック』が3〜5週間後に出荷、『iPhone 7 Plus ジェットブラック』は11月出荷のまま。
品不足の状況が続いているものと思われます。
参考
- iPhone 7とiPhone 7 Plusを購入する – Apple(日本)
- Jet Black iPhones Face Global Shortage as New Color Proves Difficult to Manufacture – Mac Rumors
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