こちらも要チェックです。
→ iPhone 5の寿命はあと1年未満?
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『iOS 10』は2012年に発売された『iPhone 5』にも対応しています。4年前のiPhoneでもiOS 10は実用的に使えるのでしょうか。
アプリの起動時間は五分五分
ウェブサイト『Ars Technica』のテストによれば、標準アプリの起動時間は『iOS 9.3.5』に比べて0.2〜0.5秒ほど長くなっています。
とはいえ、もともとの起動時間は1〜2秒なので体感的な差は少ないかもしれません。
Ars Technicaは、『iOS 7』や『iOS 8』で見られた『iPhone 4』・『iPhone 4s』の大幅な低速化は、iOS 10とiPhone 5の組み合わせでは起きていないと報じています。
これまでのiOSでは、数字が大きく変わるメジャーアップデートのたびに旧機種の動作が重くなっていく傾向が見られました。
『iOS 9』で問題がなければ、iOS 10でも問題はなさそうです。
バッテリーの持ちも変わらず
さらにArs Technicaはバッテリーの持ちを比べるために、Wi-Fiを使ったウェブページの閲覧テストも行っています。
その結果によると、iOS 10でもiOS 9.3.5でもiPhone 5のバッテリーの持ちは変わりませんでした。テストの詳細はArs Technicaでご覧ください。
iOS 10 is a pleasant surprise for the iPhone 5 and 5C | Ars Technica
ただし、iOS 10では新機能も盛り込まれているため、使用状況によってはバッテリーの持ちがiOS 9.3.5よりも悪くなる可能性が考えられます。
まとめ
iOS 10でiPhone 5のパフォーマンスが劇的に改善されることはないようですが、iOS 9で問題なく使えていたのであれば、iOS 10にアップデートしても問題なさそうです。
バッテリーの持ちを重視したり、ゲームなどのアプリを楽しんだりするのであれば、iPhone 5では力不足です。やはり新機種への買い替えを検討した方が良いでしょう。
参考
iOS 10 is a pleasant surprise for the iPhone 5 and 5C | Ars Technica
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