引用元:Apple
『iPhone 7』の開発に携わった人物たちが、イヤホンジャックをなぜ廃止したのか、その理由を明らかにしました。
イヤホンジャック廃止の理由
ウェブサイト『BuzzFeed』の記事によれば、iPhone 7・『iPhone 7 Plus』は従来よりもiSightカメラが大型化しました。
たとえばiPhone 7には光学式手ブレ補正が搭載され、iPhone 7 Plusには2つのレンズから成る新型iSightカメラが搭載されています。
それにともない、iSightカメラがディスプレイとバックライトを制御する装置と干渉してしまうため、スペースを確保するためにイヤホンジャックを廃止したそうです。
廃止で生まれた3つのメリット
1つ目は、振動で感触を再現する『Taptic Engine』をより搭載しやすくなったこと。ホームボタンを押したときのフィードバックもこの装置が担っています。
2つ目は、バッテリーの容量が増やせたこと。iPhone 7で14%、iPhone 7 Plusで5%増となり、結果として持ちが1〜2時間良くなったとする発表につながったそうです。
→ iPhone 7とiPhone 6sでバッテリーの持ちを比較
3つ目は、iPhoneで初めての耐水性能を実現できたこと。iPhone 7/7 Plusは「IP67」という等級の防沫・防塵・耐水性能があると発表されています。
→ iPhone 7の「耐水」を過信するべきではない理由
Lightning接続の『EarPods』と変換アダプタも付属するため、これまで通りに音楽を聴くことは可能ですが、Lightningコネクタの故障が増える可能性も指摘されています。
→ iPhone 7の弱点はLightningポート? 懸念される問題とは
Appleの判断が吉と出るか凶と出るか、今後に注目です。
参考
Inside iPhone 7: Why Apple Killed The Headphone Jack – BuzzFeed News
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