スマートフォンなどの修理方法を紹介するウェブサイト『iFixit』は、iPhone 7のLightningポートが故障する確率はこれまでのiPhoneよりも高くなると予想しています。
なぜでしょうか。
Lightningポートの故障は珍しくない
現在のLightningポートの主な用途は充電です。1日に1回は充電している方も珍しくないでしょう。
そんなLightningポートが故障することは決して珍しくないそうです。
iFixitによれば、Lightningポートの修理方法を紹介したページは、『iPhone 5』・『iPhone 5s』・『iPhone 5c』向けページの中で3番目に人気。『iPhone 6』向けのページもアクセス数が毎月増え続けているとしています。
イヤホンジャックの代役も担えば・・・
これまでの噂通り、もしiPhone 7でイヤホンジャックが廃止されると、Bluetoothイヤホンを使うか、Lightning接続のイヤホンや変換アダプタを使うしかありません。
Lightningポートはイヤホンジャックの代わりも担うことになり、負担は増えます。
しかもイヤホンジャックとして使えば、持ち歩きながら使う場面が多くなるので、Lightningポートやコネクタに負荷がかかることも増えるでしょう。
これらの理由からiFixitは、イヤホンジャックが廃止されたiPhone 7ではLightningポートの故障率が高くなると予想しています。
故障すれば致命的
しかし、Lightningポートの故障はiPhoneにとって致命的です。故障してしまうと、ほかにiPhoneを充電する手段がありません。
イヤホンジャック廃止が本当なら、Appleはどんな対策を講じているのでしょうか。
ワイヤレス充電で解決?
考えられるのは耐久性を向上させた新型Lightningポートか、ワイヤレス充電の採用です。
ただし、iFixitは新型Lightningポートが採用される可能性は低いと分析しています。耐久性を向上させるとポートが大型になり、iPhoneの厚さにも影響するからです。
ワイヤレス充電に関しては、iPhone 7でSmart Connectorの搭載が噂されています。
このコネクタはアクセサリとの通信や給電のほか、バッテリーの充電にも対応。すでに『iPad Pro』で採用され、置くだけで充電できるスタンドも発売されています。
とはいえ、これはあくまで噂なので、iPhone 7には採用されない可能性もあります。
発表は9月7日か
こうした懸念が杞憂で終わるかは、iPhone 7の仕様次第です。
発表イベントは9月7日開催と噂されています。見た目や性能だけでなく、iPhoneの使い勝手や耐久性に関する部分にも要注目です。
→ 「iPhone 7は9月7日発表」が有力視される理由
参考
Ditching Headphone Jack Could Hurt iPhone Durability | iFixit
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