iPhoneが発火して火傷、その原因は?

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2014-09-19iphone6open - 01


ポケットに入れていたiPhoneが発火し、男性がIII度の火傷を負う事故が日曜にオーストラリアで起きました。その原因は何だったのでしょうか。

目次

発火前に自転車から転落

火傷を負う前、男性は自転車から転落していました。その後、iPhoneを入れていたポケットから煙が出て、痛みを感じたそうです。

ただ、転落の程度は激しいものではなく、漕ぎ出す際にペダルから足を滑らせ、バランスを崩したとしています。

原因は衝撃か

今回の事故の原因はまだ特定されていませんが、おそらくiPhoneのバッテリーに衝撃が加わったことが原因でしょう。

iPhoneでも使われているリチウムイオンバッテリーは、強い衝撃を加えると内部の構造が損傷して発熱・発煙・発火・爆発することがあります。

ウェブサイト『SMH.com.au』によれば、オーストラリアの公正取引委員会は、バッテリーに強い衝撃が加わる恐れがあるので、携帯電話・スマートフォンをポケットに入れて運動すべきではない、と勧告しています。

Appleも、iPhoneをていねいに扱わないと火災・感電・負傷の恐れがあるとしています。

今回の事故で、どれくらいの衝撃がiPhoneに加わったのかを確かめる術はありません。

いずれにしても負傷する恐れがあることを踏まえると、iPhoneが衝撃を受けるリスクがある場面ではiPhoneを身につけない方が良いでしょう。

熱も避けるべし

リチウムイオンバッテリーは熱にも弱いので、これからの時期は特に注意してください。たとえば直射日光のもと・炎天下の車内で放置することは危険です。

熱は、バッテリーの性能にも悪い影響を与えます。バッテリーの容量に回復不能なダメージを与え、1回の充電で使用できる時間が短くなる恐れがあります。

Appleは、iPhoneを室温が0〜35℃の環境で使うことを推奨しています。

参考

Sydney bike rider Gareth Clear left with third-degree burns after iPhone ‘explodes’ – SMH.com.au

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