『iOS 10』で履歴を削除する方法はこちら。
→ iPhoneに残る「履歴」を消す方法
(2016年11月1日 追記)
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iPhoneを長く使っていると、操作に慣れたり、たくさんのアプリを入れたり消したりするので、プライバシー設定がなおざりになってしまうことがあります。
プライバシー設定とは
iOSやアプリが、iPhoneに入っている・iPhoneが収集している個人情報にアクセスできるか否かを設定できます。
設定アプリの【プライバシー】を開いてみましょう。
各項目が意味する内容と、どのようなアプリがアクセスを求めるのかをまとめました。
名前 | アクセスするデータ・機能 | アプリ(例) |
---|---|---|
位置情報サービス | GPSなどで得た現在地 | 地図アプリ・カメラアプリ・ゲーム |
連絡先 | 連絡先アプリのデータ | 連絡先を整理するアプリ・メールアプリ・SNSアプリ |
カレンダー | カレンダーアプリのデータ | カレンダーアプリ・メールアプリ |
リマインダー | リマインダーアプリのデータ | ToDo管理アプリ |
写真 | iPhoneで撮った・保存した写真や動画 | 写真加工アプリ・写真を送信するアプリ |
Bluetooth共有 | Bluetoothでデータをやり取りする機能 | ファイル管理アプリ |
マイク | iPhoneのマイクへのアクセス | 音声通話アプリ |
カメラ | 写真の撮影機能 | 撮影機能を持つアプリ |
ヘルスケア | ヘルスケアアプリのデータ | フィットネスアプリ |
HomeKit | 連携する家電の操作 | HomeKit対応の家電アプリ |
メディアライブラリ | Apple Musicの曲をライブラリに追加 | 音楽アプリ |
モーションとフィットネス | 歩数などのデータ | フィットネスアプリ・歩数計アプリ |
Twitter・Facebook | 各サービスとの連携機能 | 投稿機能を持つアプリ |
このほかに【診断/使用状況】と【広告】という項目があります。
【診断/使用状況】では、iPhoneで発生したエラーや操作した際の状況などを記録したデータを確認できるほか、それらをAppleに送信するか否かを選べます。
【広告】では、ユーザーの動向を追跡して情報を収集・調査するタイプの広告を制限できます。
特に注意したい設定
特に注意したいのが、個人情報に直結する位置情報サービスです。iPhoneのGPSやWi-Fiを使って現在位置を測定し、そのデータをアプリに提供します。
アプリを点検する
設定アプリの【プライバシー】→【位置情報サービス】を開き、設定を確かめましょう。アプリごとに位置情報サービスの利用を許可・不許可できます。
設定は【常に許可】・【このAppの使用中のみ許可】・【許可しない】の3段階。未対応のアプリでは【このAppの使用中のみ許可】は選べません。
対応しているアプリで【常に許可】を選ぶと、アプリを閉じている(バックグラウンドにある)状態でも位置情報を取得できるようになります。
システムサービスを点検する
iOS自体も位置情報サービスを利用し、時間帯の設定・『iPhoneを探す』などの機能を提供しています。
データをAppleに送信し、製品の改善やサービスの提供に使われる場合もあります。データは匿名化されるので、個人が特定されることはありません。
これらの機能で位置情報の使用を認めるか否かは、設定アプリの【プライバシー】→【位置情報サービス】→【システムサービス】で設定できます。
1度チェックして、必要ないものがあればオフにしておきましょう。
参考
プライバシーと位置情報サービスについて – Apple サポート
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