麻雀で一番痛いのが「ロン」されてしまうことですよね。できることなら「ロン」されたくない。そんなときに役立つのが相手の捨て牌を見て安全な牌を探すことです。
そんな、安全牌を探すときに使う「現物(ゲンブツ)」や「筋(スジ)」について簡単に見ていきましょう。
ロンが一番痛い理由
さきほど「麻雀で一番痛いのはロンされること」と書きましたが、なぜでしょうか。ロンもツモも相手にアガられるのは同じなのに、なぜロンが痛いのか。
それは、ロンされたらその点数は全てロンされた人が払わなければならないからです。これを「振り込み」と言います。このとき、他の人の点数はまったく動きません。
ちなみに「ツモ」の場合はアガった人以外の3人で分け合って点数を払います。アガった人が親なら、子の3人で3等分ずつ払います。アガった人が子なら親2:子1:子1の配分で払います。
ツモは避けられないけれど、ロンはある程度なら避けることができます。ときには自分の手を諦めて振り込まないことに専念するのも勝つ上で大切なことなんですよ。
守りたいときは相手の捨て牌に注目
リーチをした人がいたら、その人の捨て牌をよく見て安全牌を探しましょう。何かヒントがあるはずです。
ここから先は「フリテン」を知っていないとちょっと分かりづらいと思うので、まだ読んでない人は前回の記事を先に読んでみてくださいね。
→【麻雀】フリテンって何なん?
現物(ゲンブツ)
とっても分かりやすいのが最強の安全牌である「現物(ゲンブツ)」です。それは、相手の捨てた牌そのものです。
その人が捨てた牌でその人はロンできません。なぜかって?それは「フリテン」のルールがあるからです。
では、こんな捨て牌をした人がいたとします。
現物(ゲンブツ)はこの写っている牌全てです。この牌と同じものであれば絶対にその人に「ロン」されることはありませんよ。
リーチ後に通った牌
あともう一つ完全に安全な牌、それはリーチのあとに通った牌です。リーチをした人はアガり牌が捨てられた時は見逃してはいけないルールがあるので、これも完全セーフの安全牌になるのです。
筋(スジ)の考え方
これは「完全に安全な牌」ではなく、「安全だと思われる牌」なのでロンされる可能性が0ではないので注意は必要ですが、何も知らないで捨てるよりはマシだろうという考え方です。
例えばこんな捨て牌をしている人がいるとします。
ここでは、5萬に注目。
ここでもフリテンのルールを思い出しましょう。ここで5萬を捨てているということは、この人は5萬がアガり牌になる[3萬・4萬]や[6萬・7萬]の組み合わせが揃うのを待っているはずがありません。
・[3萬・4萬]だとアガり牌は2萬か5萬。
・[6萬・7萬]だとアガり牌は5萬か8萬。
このようにどちらも5萬がアガり牌に含まれますよね。
そうすると、フリテンのルールのアガり牌のどれか1つを捨てていたらフリテンをいうスールに引っかかってしまうのです。
なので、この場合2萬と8萬は比較的安全な牌と言えるのです。これが「筋(スジ)」の考え方です。
ただ、あくまでも可能性の高い両面待ちをしている前提での話なので、相手がアタマ待ちだったり、他の待ちということもありえます。上手い人になるとこの捨て牌も読まれないようにコントロールしてる場合もあるので、完全に安全とは言い切れないのです。
筋(スジ)は全部で6本
さっきのような両面待ちを思い浮かべてもらえると分かりやすいのですが「筋(スジ)」は6本あります。
覚えるときは2個セットくっつけて「イースーチー」「リャンウーパー」「サブローキュウ」この3つの言葉を覚えておくと自分のアガり牌を考える時にも役立ちますよ。
さっきの5萬のように真ん中の方の牌である[4・5・6]はそれぞれの「筋(スジ)」が通りやすいので、相手の捨て牌に[4・5・6]がないか探してみてましょう。
ただ、あくまでも可能性が低いというだけであって、絶対に大丈夫というわけではないので、そこは注意してくださいね。
真ん中の数字じゃないとき
では[4・5・6]じゃない牌からはどう考えるのか・・・。同じリーチの画像で考えてみましょう。
今度は1ソウに注目。1ソウの筋(スジ)は4ソウだから安全なはず!?
そこは、ちょっと待ったぁー。
この場合、[5ソウ・6ソウ]持ってて「1・4ソウ待ち」かもしれない可能性があるので、あまり安全ではありません。なので、4ソウのもうひとつの筋(スジ)である7ソウが通って初めて4ソウは安全だなと判断しましょう。
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