スマホ史上「最恐」と言われるホラー脱出ゲーム『呪巣』。
© Yue Jin
AppBankでは何度も、記事や動画で紹介させて頂いた。
そんな『呪巣』開発スタッフが、新たな”恐怖”を模索し作り上げた新作。
それが・・・
幽霊のでないホラー脱出ゲーム『赤い女』
『呪巣』開発スタッフが手がけた新作が『赤い女』である。
『赤い女』には幽霊は登場しない。主人公につきまとうストーカーから逃げる脱出ゲームだ。
実際にプレイしてみたが、、、かなり怖い。
筆者が最も怖いと感じたのは「音」だ。
イヤホンをしながらプレイしてみたが、プレイ中は終始、ゾワーっとする、なんとも嫌な(いい意味で)音が流れているのである。
なんか嫌だなー、と思いながらプレイしていると突然着信音がなったりする演出もあるなど、リアルのお化け屋敷よりずっと怖いのではないかという印象を受けた。
今回は『呪巣』『赤い女』の開発者に、ゲームのこだわりや、実際に体験された怖い話などを伺ってきたので読んで欲しい。
開発者に聞いてみた
『赤い女』のコンセプトは?
ズバリ『身近な恐怖』をコンセプトしにしています。
日常で身近なツールであるスマホ(通話やSNS)をゲーム内で使用したり、もしかするとありうる「ストーカー」いう要素を加えることで、プレイヤーによりリアルで身近な恐怖体験を錯覚して頂くことを目指しています。
なぜ「幽霊」を出さなかったのか
「幽霊」では表現できない生きた人間の生々しさと、自分にも起こり得る状況を作ることで、ゲームに立体感が出せるのではないかと考え、今回は霊ではなく人間を恐怖の対象として選びました。
開発にあたり一番こだわった点とは
じわじわと追い詰められていくような緊張感と恐怖、後味の悪さです。
ちなみに、『赤い女』で使われているボイス音源は全て自分たちの声なんです。
恐怖演出はどのように作っているのか
どのタイミングやシーンで、どんな音を使ってプレイヤーに恐怖を植え付けられるかを気で考えて作っています。
できるだけ具体的で、説明的な物は作らず、プレイヤーの想像と掛け合わせて初めて完成する恐怖を目指しています。
プレイヤーがもっとも恐怖を感じるのは、自身の過去の恐怖体験と結びついたときだと考えています。
開発者様が実際に体験した怖い話
私は霊感など全くないので、直接幽霊を見たことはありません。
ですが、こういうゲームを作ってくると色々あるもので・・・。
夜中に作業していると、ラップ現象が起こるのはしょっちゅうあります。
(ラップ現象:誰もいない部屋や、何も存在しない空間からある種の音が発生し、鳴り響く、とされる現象。超常現象、心霊現象と言われるものの一つ)
夜中に、赤ちゃんの声や人間のうめき声など様々な音をパソコンで編集していたんですね。
本当は夜中にやるべきじゃないことなのですが。。
編集していたら、急に赤ちゃんの泣き声の再生が止まらなくなって。
ずっとループするエラーが起きたんです。
「こわ、、、」と思いながらも、起動しているツールを終了したのですが音が止まず・・・
本格的なエラーだと思って、パソコンの再起動をかけたんです。
でも、それでも、泣き声が止まないんです。。
実は、パソコンからなっていたのではなく、すぐ後ろの窓付近から赤ちゃんの泣き声が聞こえていたんです・・・鳥肌が立ちました。
よくよく聞いてみると、実は赤ちゃんではなく猫の声だったんですけど!
でも、本当に赤ちゃんの泣き声に似ていて、ゾッとしました。
この世で最も怖いのは「幽霊」ではない
『赤い女』をプレイしていて思ったこと。それは、霊よりもずっと「人間」の方が怖いのではないかということだ。
決して人ごとではない、もしかしたら起こりえるかもしれない身近な恐怖演出が、体の奥の方をゾクゾクさせる。そして、家に帰って真夜中にふと、ゲームの演出を思い出してゾッとするのだ。
本当に怖い演出になっているため、ホラーが苦手な人は遊ばない方が良いだろう。
そう、絶対に・・・・。
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・販売元: Jin Yue ・掲載時のDL価格: 無料 ・カテゴリ: ゲーム ・容量: 37.2 MB ・バージョン: 1.1 |