【麻雀】ポン・チー・カンって何?

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こんにちは!かーこ@kaako_ABです。麻雀講座的な記事も3回目。「麻雀牌の名前」と「アガリの形」はもう覚えていただけましたか?

6/2(予定)の麻雀ニコ生までに覚えましょうと始まったこの麻雀ルール記事、今日は「ポン」「チー」「カン」の話ですよ。

目次

他の人の捨て牌を取り込む「ポン」と「チー」

まずは軽くおさらいです。[333]や[東東東]のように同じ牌の3枚組を刻子(コーツ)、[123][678]のように連番の3枚組を順子(シュンツ)っていうのを前回の記事で書きましたよね。

そんな刻子や順子を他の人の捨て牌を貰って作ることを「ポン」や「チー」と言います。他の人の捨てた牌を使うので手が早く進むので早くアガリに近づけるのです。

鳴くデメリット「食い下がり」

早くアガれるなら「ポン」とか「チー」しまくれば良いじゃんって思いましたか?それが、良い事ばかりではないのですよ。

「ポン」や「チー」の事を「食う(鳴く)」と言うんですけれども、麻雀には「食い下がり」というのがありまして、食うと点数が下がります。それどころか、食ってしまうと無くなっちゃう役があるのです。

役の話の時に詳しく書こうと思っていますが、麻雀は役がないとアガれません。例えばリーチもその1つ。麻雀ではあと1枚でアガれるって時にリーチをする事ができます。

しかし、1度でも鳴くとリーチはできません。「リーチ」という「役」が使えなくなってしまうのです。

逆に言えば鳴かないで進めればいつかリーチができて他に役がなくても「リーチ」という役でアガる事ができます。なので、役をあまり知らない内は鳴かないのがベターと言われていますよ。

ポンについて

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自分が2枚同じ牌を2枚持っていてあと1枚同じ牌が来たら刻子ができる。そんな時に他の人がその牌を捨てたら「ポン」できます。

「ポン」をしたら、その刻子は他の人に見えるように牌を上向きにして自分から向かって右側に手牌とは離して置きます。その時、貰ってきた人の方の牌を横に倒して、この人から貰ったよっていうのが分かるようにします。

こうやって場に見えるように牌を置いたら、他の人の牌を1枚貰ってきたので自分の手牌から1枚場に捨てましょう。

ポンした牌は手牌に戻すことはできないので「あぁやっぱり2枚のままでアタマに使えばよかった」とか「3をポンしちゃったけど45あるから1枚使って345にしたい」とかそんなことはできません。なので、その辺はよく考えてからポンしましょう。

チーについて

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簡単に言うと「ポン」が刻子なのに対して「チー」は順子です。34とか57などの2枚を持っていてあと1枚来てくれたら順子できるのになぁってときに・・・向かって左側の人がその「あと1枚」を捨てたら「チー」できます。

「チー」したら「ポン」と同じように牌を上向きにして右に離して置きます。この時貰ってきた牌を左に置いて横に向けます。数字の順番は関係なく「コレ貰ったよ」が分かるように置きます。

そのあと「ポン」のときと同じく、牌を1枚貰ってきたので自分の手牌から1枚場に捨てましょう。

「チー」した牌も手牌には戻せないので「あぁ[234]をチーしたけど123と456に分解して使いたいなー」なんて思ってもできないのです。男に二言はないのです!

他の人の呼び方

「向かって左の人」と上では言いましたが麻雀では自分から向かって左側の人を「上家(カミチャ)」、右側は「下家(シモチャ)」、向かい側は「対面(トイメン)」と呼びます。

チーで一番大事なことはチーだけは上家(カミチャ)からしかできないってことです。下家(シモチャ)や対面(トイメン)の人からは「ポン」はできても「チー」はできないのです。

そう、チーだけは上家(カミチャ)からしかできないです!大事なことなので2回書いてみました。

カンについて

さて、カンはちょっと特殊です。アガリの形のところで「3枚組」の話をしましたよね。カンだけはイレギュラー。なんと「4枚組」なのです。4枚同じ牌がカンです。

「ポン」や「チー」のように人の牌を貰ってする「カン」を「明槓(ミンカン)」と言い、自分が引いてきた牌だけでカンすることを「暗槓(アンカン)」といいます。

どっちのカンも3枚組のところに1枚足して4枚組にするので、ぶっちゃけやらなくても良いのです。

それでもカンをする一番の理由はドラが増えるからです。でもドラが増えても自分がアガれなければ意味ないですし、ドラが増えて喜ぶのは自分だけではないので、カンをするときは慎重に状況判断する方が良いですよ。

ー明槓(ミンカン)ー

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明槓(ミンカン)とは「ポン」や「チー」のように人の牌を使ってする「カン」です。自分が手元に同じ牌を3枚持っている(つまり刻子ができてる)状態で他の人がその牌を捨てたら「カン」できます。

さらに「明槓(ミンカン)」にはもう1パターンありまして、自分が「ポン」した牌と同じ牌を引いてきたときに「カン」できます。「ポン」してた牌にもう一枚足して4枚組の「カン」にするって感じですね。これは4枚目を自分で引いたときしかできないですよ。自分が「ポン」してる牌と同じ牌を他の人が捨てたからって「カン」はできないのです。他の人から貰えるのは1枚までなのです。

置き方は基本的に「ポン」と同じです。もちろんカンした牌もあとから崩したりできないので注意ですよ。

そして明槓(ミンカン)は他の人の牌を使っているので「ポン」や「チー」と同じく「食い下がり」が起きます。もちろんリーチもできないので、よく考えてから「カン」しましょう。

ー暗槓(アンカン)ー

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暗槓(アンカン)は全部自分で引いてきた「カン」です。同じ牌を4枚引いてくるというミラクルが起きたときにできます。

自分の番で手牌に4枚同じ牌があるとき「カン」と言って牌を他の人に見えるよう2枚逆向きにします。

▽他の人側から見たらこんな感じです▽
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この「暗槓(アンカン)」は他の人の牌を使ってないので「食い下がり」はありませんし、リーチもできますよ。

嶺上牌(リンシャン牌)

そしてどっちのカンでも、カンをしたら嶺上牌という牌を1枚いつもと違うところから引いてこれます。その嶺上牌を引いてからいらない手牌を1枚捨てましょう。

このとき引いてきた嶺上牌でアガると嶺上開花(リンシャンカイホウ)っていうカッコイイ「役」が付きますよ(笑)

麻雀の同じ牌は4枚しかない

カンをするときに思い出して欲しいのが同じ牌は4枚しかないということです。つまりもう絶対に出ない牌になります。

例えば、3萬をカンしますよね。そうすると1萬2萬もう順子にはなれないのです。もし、[123333]という牌があったら[123][333]にもできるのにカンをしてしまうと[12][3333]なので[12]が浮いてしまいますよね。

こんな感じでカンはよく考えないと難しいのです。

麻雀ルール記事一覧

【麻雀】基本の基本 麻雀牌の名前を覚えよう
【麻雀】基本的なアガリの形
【麻雀】ポン・チー・カンって何?
【麻雀】役を覚えよう 1飜編
【麻雀】役を覚えよう 2〜6翻編
【麻雀】役を覚えよう 役満編

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