今秋発表のiPhone 7はイヤホンジャックが無くなり、付属イヤホンは無線で繋いだり、Lightningコネクタで繋いだりする形になるとの噂があります。
これに関する技術の開発に、Appleは取り組んでいたようです。
無線と有線をスムーズに切り替え
イヤホンの無線接続と有線接続をスムーズに切り替える仕組みを、Appleが特許として出願していたとウェブサイト『AppleInsider』が報じています。
たとえばiPhoneにケーブルで繋いでいたイヤホンを、Bluetoothで繋ごうとするとペアリングやデバイスの検索・認証が必要となり、音楽再生は中断されます。
Appleが特許としてまとめた仕組みは、この中断をなくすためのものです。
スムーズに切り替える仕組み
音声データに加え、イヤホンとiPhoneで認証データをあらかじめやりとりします。さらに、データを先読みして一時的に貯めておく、メモリをイヤホンに用意しておきます。
この2つの仕組みにより、接続を切り替えてもペアリングや認証がスムーズに済み、その間のデータはメモリから読み込むので、再生を中断しなくて済むそうです。
無線でも有線でも使えるイヤホンも
これまでにもiPhone 7や新しいイヤホンの噂を裏付けるような仕組みを、Appleは特許として出願しています。
無線・有線、どちらでも使えるイヤホンを以前ご紹介しました。
→ iPhone 7のイヤホンは無線と有線に対応?
連結できるコネクタの特許出願は認められました。この仕組みを使えば、ケーブルでiPhoneを充電しながらイヤホンも繋げられます。
→ 磁石でくっつくLightningコネクタが登場?
とはいえ、これらの仕組みがiPhone 7で採用されるのかは分かっていません。付属のイヤホンはLightning接続のみで無線には対応しない、との噂もあります。
さらに、Appleは過去にもさまざまな特許を取得しているものの、その全てが製品開発に活かされてきた訳ではありません。
現時点ではiPhone 7のイヤホンについて、新しい噂はありません。発表を間近に控えた7〜8月になれば、より具体的な情報が報じられるようになるのでしょうか。
参考
Apple invention prevents headphone audio dropouts in hybrid wired/wireless designs – AppleInsider
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