スマートフォンなどの保証サービスを提供する『SquareTrade』が、『iPhone SE』・『iPhone 6s』・『iPhone 6s Plus』の「壊れやすさ」を比較しました。
テスト結果
SquareTrade社のブログによると、iPhoneの壊れやすさを7つの項目で評価し、点数は10点満点。点数が高いほど壊してしまう可能性が高いことを示しています。
iPhone SE | iPhone 6s | iPhone 6s Plus | |
---|---|---|---|
本体の持ちにくさ | 3 | 5 | 7 |
本体の重量 | 3 | 5 | 8 |
浸水テスト | 10 | 6 | 10 |
角から落下した際の破損度 | 9 | 3 | 4 |
画面から落下した際の破損度 | 7 | 7 | 7 |
折れ曲りやすさ | 4 | 3 | 2 |
回転テスト | 2 | 1 | 8 |
壊れやすさ | 5.5 | 4 | 6.5 |
もっとも壊れやすいと評価されたのはiPhone 6s Plusでした。やはり本体が大きいこと、ほかよりも本体が重いことが影響していると考えられます。
iPhone SEは2位ですが、浸水テスト・角から落下した際の破損度・折れ曲りやすさは他よりも点数が高く、使い方次第ではiPhone 6s Plusよりも壊してしまう可能性が高そうです。
iPhone 6sは3位で、この3モデルの中でもっとも壊れにくいiPhoneとなりました。
要因はiPhone SEの構造か
iPhone SEの浸水テスト・角から落下した際の破損度・折れ曲りやすさの点数が高い理由は、iPhone SEの構造にありそうです。
浸水しやすい?
ウェブサイト『iFixit』が公開したiPhone SEの分解レポートによれば、浸水を防ぐシーリングが各所に施されているものの、iPhone 6sと比べれば不完全とされていました。
→ 【iPhone SE】バッテリー容量がiFixitの分解で判明
角張ったデザイン
iPhone SEのデザインは、iPhone 6sに比べて角張った形になっています。そのため、角から落下させた際に衝撃を分散しづらく、破損しやすいのかもしれません。
ボディの素材が違う?
iPhone 6sのボディには、iPhone 6以前のものよりも強度が高いとされる、7000シリーズのアルミニウムが使われています。
一方でiPhone SEのボディに使われているアルミニウムは不明で、おそらくiPhone 6以前のものと同じでしょう。そのためにiPhone 6s/6s Plusよりも折れ曲りやすいのかもしれません。
参考
SquareTrade Blog iPhone Sibling Rivalry Showdown: iPhone SE vs. iPhone 6s & iPhone 6s Plus
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