とあるウェブサイトをSafariで開くと、iPhoneが再起動する問題が報告されています。
原因はそのウェブサイトに埋め込まれたコードで、この問題の修正に向けてAppleは取り組んでいる、とウェブサイト『iMore』が報じています。
では、どうすれば被害に遭う可能性を減らせるのか。対策をご紹介します。
対策その1:リンクを開く前にURLを確かめる
現在、「crashsafari(ドット)com」というURLが拡散されています(記号をカタカナに置き換えています)。これを開くと、iPhoneが再起動します。
そこでリンクを開く前に長押し。メニューが現れ、その一番上にリンク先のURLが表示されるので、開く前に確かめられます。
iPhone 6s/6s Plusではリンクを強く押すと、ウェブページをプレビュー表示します。この場合もiPhoneが再起動するので、「軽く長押し」を心がけてください。
対策その2:短縮URLはそのまま開かない
問題のURLを偽装するケースも報告されています。Twitterなどで使われる「短縮URL」に変換することで、本来のURLを隠す方法です。
この短縮URLを元の形に戻せるのが『Where Does This Link Go?』。Safariで使えるウェブサービスです。
短縮URLを貼り付け、【Expand】をタップします。
(引用元:Where Does This Link Go?)
すると、元のURLが表示されるのでチェックしましょう。
(引用元:Where Does This Link Go?)
対策その3:不審なリンクは開かない
SNSやメールで送られてきたリンクなどを、無条件に開かないようにしましょう。
アプリ連携で送信されたり、送信元を偽装したりした迷惑メッセージかもしれません。
→ Twitterのアプリ連携を解除する方法。勝手にDM・ツイート時は要注意!
リンクを開く際は、対策その1・対策その2を忘れずに行いましょう。
Appleがこの問題に対応したiOSを、近くリリースするものと思われます。新バージョンが公開されたらアップデートしましょう。