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有名人のトーク履歴が流出した事件が話題を集めていますが、他人事ではありません。LINE(ライン)のトーク履歴が流出する事態は誰にでも起こり得ます。
今回はトーク履歴が流出した原因と、その対策をご紹介します。
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LINE履歴が流出する経路
トークの履歴が流出する経路は4つあります。
- 他人がスマートフォンを直接操作する
- LINEのアカウントに不正ログインされる
- 感染したウイルスによって情報が送信される
- トークの相手が履歴を公開する
中でも可能性が高いのは1番です。スマートフォンをロックしていなかったり、パスコードが誕生日などの推測しやすい番号だったりすれば、簡単にLINEを開けます。
4番については相手次第なので防ぎようがありません。
残る1番・2番・3番を避けるために、どう対策すれば良いのでしょうか。
対策
その1:放置しない
何よりも大切なのは、スマートフォンを目の届かないところに放置しないこと。他人がスマートフォンを操作するチャンスを作ってしまいます。
その2:スマホとLINEにロックを施す
スマートフォンにロックを施し、解除にパスコードが必要な状態にしましょう。パスコードは他人が推測しにくいもので、ほかでは使っていないものにしてください。
iPhoneでは設定アプリを開き、以下の項目を設定します。
- 【Touch IDとパスコード】→【パスコードをオンにする】→パスコード設定
- 【Touch IDとパスコード】→【パスコードを要求】→【即時】
- 【Touch IDとパスコード】→「データを消去」をオンにする
- 【一般】→【自動ロック】→【30秒】
LINEにもロックを施します。画面右下の【・・・】をタップ。
【設定】→【プライバシー管理】→「パスコードロック」をオンにします。スマートフォンとは異なるパスコードを設定しましょう。
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その3:通知のプレビューをオフにする
LINEの通知ではメッセージの内容も表示されます。通知が届けばロック画面にも表示されるので、内容は表示しないようにしましょう。
LINEの【設定】→【通知】を開き、「メッセージ内容表示」をオフにします。
その4:LINEのパスワード・PINコードを変える
LINEアカウントを乗っ取られないようにするため、パスワードとPINコードを新しいものに変えましょう。
LINEの【設定】→【アカウント】→【メールアドレス変更】→【パスワード変更】で行います。
登録しているメールアドレスのパスワードも点検しましょう。誰でも推測できるパスワードだと、第3者がLINEのパスワードを変更できる恐れがあります。
次にPINコードも新しくしましょう。LINEの【設定】→【PINコード】で変えられます。スマートフォンやLINEのパスコードとは異なるものにしてください。
その5:パスワード・認証コード・PINコードは誰にも教えない
スマートフォンのパスコードはもちろん、LINEのパスワード・認証コード・PINコードは誰にも教えないようにしましょう。
友人や家族を装って聞きだそうとする手口もあります。ご注意ください。
その6:ログイン許可をオフにする
PCやiPadからもLINEにログインできるので、これを禁止しましょう。
LINEの【設定】→【アカウント】→「ログイン許可」をオフにします。
その7:信用できないアプリを入れない
スマートフォンに不正なアプリが入っていたり、ウイルスに感染したりすると、キーボードで入力した文章やスクリーンショットが外部に送られる恐れがあります。
アプリストアから新たにアプリを購入・入手する際は、その評判や信頼できるアプリか否かを調べるようにしてください。
iPhoneではジェイルブレイク(脱獄)、Androidではroot化といった改造も施さないようにしましょう。
その8:アップデートする
iPhoneに入っているiOSやAndroidスマートフォンに入っているAndroid OSには、セキュリティ上の弱点が見つかることがあります。
その弱点を修正するのがアップデートです。アップデートが公開された際はインストールして最新の状態に保ちましょう。
LINEアプリも同様に、アップデートが公開されたらインストールしましょう。
以上の事をしっかりと守れば、LINEのトーク履歴が流出してしまう可能性は限りなく下がるはずです。
ご自身のLINE設定を確認して、対策をしていきましょう。