通信量を節約するために、自宅ではWi-Fiを使う。実は、この方法ではデータ通信量を節約できているか怪しいことをご存知でしょうか。
Wi-Fiに繋いでいたのに3G・LTEのデータ通信量が140GBを超え、料金が約23万円にもふくれあがった事例が海外で報じられています。
日本で高額請求になる可能性は低いですが、Wi-Fiがあるのにデータ通信量を使ってしまうのはもったいない! 10秒で出来る対策をご紹介します。
見直すべき設定は1つだけ
設定アプリの【モバイルデータ通信】を開き、ページの一番下にある「Wi-Fiアシスト」をオフにするだけです。
なぜデータ通信量を食いつぶすのか?
Wi-Fiアシストは、Wi-Fiの電波状況が悪くなると代わりに3G・LTEで通信するよう、回線を自動で切り替える機能です。
ユーザーが気づかないうちに切り替えるので、Wi-Fiで通信していたつもりが3G・LTEで通信していてデータ通信量を使っていた、ということが起きてしまうのです。
高額請求になった理由
最初にご紹介した利用料金23万円を請求された人物は、データ通信量の上限に達しても、あらたに通信量を自動でチャージするプランを契約していたものと思われます。
日本では「○GBまで速度制限なし」というプランが主流です。設定されているデータ通信量を超えると通信速度が128kbpsに抑えられ、追加料金は発生しません。
オプションにご用心
しかしドコモ・au・ソフトバンクも、データ通信量を使い切った際に通信量を自動チャージするオプションを用意しています。
こうしたオプションに加入している場合、条件が整えば高額請求になる可能性があります。念のため、加入しているオプションやサービスを確認してみましょう。
ドコモでは『スピードモード』、auでは『データチャージ』、ソフトバンクでは『追加データ』という名前で提供されています。