Appleの最高経営責任者であるティム・クック氏が、『iPhone 6s Smart Battery Case』を発売した背景を明らかにしました。
(© Apple Inc.)
純正のバッテリー内蔵ケースを発売したことは、Apple自身がiPhoneのバッテリーの持ちが不十分と考えている証だ、とする見方があります。
しかし、Appleはこの新製品が必要になる場面は別にあると考えているようです。
新製品は旅行向け
インタビューしたウェブサイト『Mashable』によるとクック氏は、iPhoneを毎日充電する人には不要だが、ハイキングや泊りがけの旅行には向いていると述べたそうです。
充電できない期間が1日以上になる状況を想定した製品であることがうかがえます。
一方でクック氏は必要なときに必要な製品であるとも述べるなど、Appleとしては用途を限定してはいない旨も明かしています。
iPhone 7でもバッテリーの持ちは変わらず?
インタビューから推測すると、AppleにとってiPhoneのバッテリーの持ちは十分で、不十分と思うユーザーに選択肢の1つとして新製品を発売したのかもしれません。
バッテリーの持ちの向上とデザインを両立できない場合、デザインを優先し、バッテリーの持ちはiPhone 6sと同じ程度に留める可能性が考えられます。
来年発売されるiPhone 7はどうなるのでしょうか。
みなさんはiPhoneのバッテリーの持ちに満足していますか? コメント欄にぜひご意見をお寄せください。
参考
Tim Cook is over iPhone Smart Battery Case ‘Hump’ – Mashable