2016年発売と噂される「iPhone 7」には、これまでのiPhoneと同じく、物理的なホームボタンが搭載されるようです。
Appleは液晶・タッチパネル・指紋センサーをまとめて制御する装置を開発しており、これを実用化できれば物理的なホームボタンを廃止するつもりだ、と噂されています。
しかし、この新しい装置の開発が遅れているので、Appleは液晶の制御装置を他社に注文したようだ、とウェブサイト『DIGITIMES』が報じています。
なぜホームボタンの廃止が待ち望まれるのでしょうか。
最新のiPhone 7のホームボタン関連の噂はこちら → 5色のiPhone 7(アイフォン7)は壊れにくいホームボタンを搭載? | AppBank – iPhone, スマホのたのしみを見つけよう
iPhone(アイフォン)でホームボタンが無くなると何が変わるのか?
物理的なホームボタンが無くなることで、スペースに空きができます。そのため、iPhone本体のサイズは変えずに、液晶の大型化も可能でしょう。
仮想のホームボタンになるので、空いている両脇に別の機能を持つボタンを置くこともできるでしょう。
物理的に動くパーツが減るので、故障する確率は低くなるかもしれません。
一方でタッチパネルが反応しなくなる不具合が起きたときに、ホームボタンとしての機能も使えなくなる恐れがあります。
過去には特許の出願も
Appleは過去に、液晶に触れている指紋を認証する仕組みを特許として出願しています。特許として認められると、その発明を独占的に使うことができます。
→ iPhone 5Sの指紋センサーは液晶に内蔵? Appleは関連特許を申請済み(2013年7月)
iPhone 6sの発売前にも、物理的なホームボタンが廃止されるとの噂がありました。
→ 【新型iPhoneの噂】ホームボタン廃止に一歩前進? Appleが開発着手か(2015年6月)
2016年発売のiPhone 7は、iPhone 6s/6s Plusとは異なるデザインになると予想されています。Appleは2年周期でiPhoneを大幅にリニューアルしているからです。
iPhone 7でホームボタン廃止がなければ、次のチャンスは2018年の「iPhone 8」かもしれません。
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