新しいイヤホンが発売されるのでしょうか。
商標として『AirPods』が出願されていることから、Appleがワイヤレスイヤホンを発売するかもしれない、とウェブサイト『Mac Rumors』が報じています。
商標として認められると、出願者がその名前を独占的に使うことができます。
くわしく見ていきましょう。
出願したのはAppleのペーパーカンパニーか
AirPodsを出願したのはAppleではなく、別の企業です。しかしこの企業の特徴を踏まえると、Appleのペーパーカンパニーである可能性が高いと考えられています。
ペーパーカンパニーを使うことで、ほかの企業やマスコミなどに新製品の名前を知られることなく、Appleは商標を出願できます。
オーディオ・無線機器として出願
AirPodsの名前を使う分野として、出願書類には「クラス9」が指定されていました。これはオーディオ機器や無線通信機が含まれる区分です。
Appleはすでに『EardPods』という名前のイヤホンを発売しています。iPhoneに付属しているイヤホンです。
このことから、AirPodsはワイヤレス(無線)で通信するイヤホンなのではないか、とMac Rumorsは推測しています。
Appleが買収した音楽機器メーカー『Beats』からもワイヤレスイヤホンやヘッドホンがすでに発売されていますが、現在もBeatsとAppleはブランドを分けています。Appleが新しい純正イヤホンとしてAirPodsを発売する可能性はあります。
イヤホンじゃないかも?
EarPodsは、イヤホンであることを示すために「Ear(耳)」が付いているのであれば、AirPodsはイヤホンではないかもしれません。
かつてAppleは、iPodを挿して使うオーディオシステム『iPod Hi-Fi』を販売していました。もしかするとAirPodsは、無線(Air)で音や映像を送受信する『AirPlay』を使って接続するオーディオシステムなのかもしれません。
いずれにせよ、新しいオーディオ機器の開発が行われているのかは分かっていません。続報に注目です。
参考
Apple Likely Trying to File for ‘AirPods’ Trademark – Mac Rumors