3社が発表している最大通信速度をまとめました。
iPhone 6sとiPhone 6s Plusはドコモ・au・ソフトバンクで販売されていますが、契約する携帯電話会社(キャリア)によってLTEの最大通信速度が異なります。
2015年9月25日時点で、もっとも速く通信できると公表しているキャリアはどこでしょうか。比べてみました。
国内最速はドコモ
各キャリアが発表している、データを受信する際の最大速度は以下の通りです。iPhone 6s/6s PlusとiPhone 6/6 Plusで最大速度が異なります。
ドコモ | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
iPhone 6s/6s Plus | 最大262.5Mbps | 最大225Mbps | 最大187.5Mbps |
iPhone 6/6 Plus | 最大150Mbps | 最大112.5Mbps |
データを受信する速度が262.5Mbpsの場合、1秒でおよそ33MBのデータを受信できることを意味します。人気のゲーム『Minecraft – Pocket Edition』のサイズはおよそ24MBです。
最大速度は理論上の数値
キャリアが発表している「最大◯◯◯Mbps」という数値は、LTEの規格に定められているもの。理論上の数値なので、必ず最大速度で通信できるわけではありません。
電波状況が悪い・利用者が多い場面では、従来通りの速度になることもあります。
対応エリアは一部
どのキャリアも最大速度に対応しているエリアは限られています。
ドコモによると最大262.5Mbpsに対応しているエリアは、東京・名古屋・大阪の一部エリアです。以下のページで対応エリアを確認できます。
サービスエリア(iPhone) | エリア | iPhone | NTTドコモ
auの最大225Mbpsに対応しているエリアは、以下のページで確認できます。
225Mbps対応エリア | エリア:スマートフォン | au
ソフトバンクの最大187.5Mbpsに対応しているエリアは、以下のページで確認できます。
4G LTE 下り最大187.5Mbpsエリア情報 | サービスエリア | 通信・エリア | モバイル | ソフトバンク
対応エリアの拡大にも注目
せっかく速く通信できるエリアがあっても、それがごく一部の地域に限られていると実用的ではありません。
LTEでキャリアを選ぶときは最大速度も大切です。しかし、対応するエリアの広さ・エリアを拡大するスピードにも注目してみると、キャリアの違いが見えてくるかもしれません。