iPhone 6やiPad Air 2と比べます。
9月発表の『iPhone 6s』の新型プロセッサ『A9』や、来年発売と噂される『iPad Air 3』の新型プロセッサ『A9X』のベンチマーク結果とされるものを、ウェブサイト『AppleInsider』が紹介しています。
ベンチマークとは一定のテストを行い、その処理能力を数値化するものです。今回のベンチマーク結果は『Geekbench 3』というアプリで計測したものとされています。
真偽はともかく、その結果をiPhone 6やiPad Air 2のものと比べてみました。
iPhone 6とiPhone 6sの性能を比べる
2014年にGeekbench 3で計測したiPhone 6とiPhone 6 Plusの結果と、AppleInsiderが紹介した結果を比べたグラフが以下のものです。数値が高いほど処理能力が高いことを示しています。
いずれの場合もA9プロセッサがiPhone 6/6 Plusを上回っており、おおよそ1.2〜1.3倍です。iPhone 6/6 Plusには『A8』プロセッサが搭載されています。
→ iPhone 6・iPhone 6 PlusとiPhone 5sの性能をベンチマークで比較!
iPad Air 2とiPad Air 3の性能を比べる
2014年にGeekbench 3で計測したiPad Air 2の結果と、AppleInsiderが紹介した結果を比べたグラフが以下のものです。数値が高いほど処理能力が高いことを示しています。
こちらもA9XがiPad Air 2搭載の『A8X』プロセッサを上回っており、おおよそ1.2〜1.3倍の結果になっています。
→ iPad Air 2 とiPad mini 3 の性能をベンチマークで調べてみた!
今回のA9・A9Xのベンチマーク結果が正しいものかは不明です。iPhone 5sとiPhone 6の性能差が同じくらいだったことを踏まえると、現実的な結果かもしれません。
参考
Rumor: Apple's upcoming A9-series chips benchmarked, show 20-30% jump over A8 – AppleInsider