iPhone 6や『iPhone 6s』に配慮した発売時期でしょうか。
iPhone 5cの後継モデルと噂される『iPhone 6c』は2015年内ではなく、2016年4〜6月に発売されるとの噂をウェブサイト『DIGITIMES』が報じています。
4インチの液晶ディスプレイを搭載するiPhone 6cは、バッテリーのリーク写真が公開されたものの、その開発計画は中断されたという噂もあります。
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DIGITIMESが報じた内容をくわしく見ていきましょう。
省電力プロセッサを搭載?
DIGITIMESが半導体業界の情報筋から聞いた話によれば、iPhone 6cには『FinFET』と呼ばれる方式を採用したプロセッサが搭載されるようです。
この方式は消費電力が少ないものの、iPhone 5cのプロセッサよりも処理能力を高められるとしています。
仮にiPhone 6cが4インチの液晶を搭載する場合、サイズはiPhone 5s/5c相当と考えられます。載せられるバッテリーには限りがあるため、処理能力を高めつつ消費電力を削減することは重要です。
シェアの奪い合いを防げるか
金融企業『Cowen and Company』のアナリストTimothy Arcuri氏の分析によれば、iPhone 6cはiPhone 6s発売で値下げされたiPhone 6と競合する恐れがあります。
この問題を避けるために、2016年4〜6月にiPhone 6cを発売することになったのでしょうか。iPhone 6sは2015年9〜10月ごろに発売されると考えられます。
今後もiPhone 6cの続報をご紹介しますので、お見逃しなく!
参考
iPhone 5c successor to feature FinFET chips, say sources – DIGITIMES