幸先の良いスタートを切ったようです。
定額制音楽サービス『Apple Music』が、提供開始から4週間で登録数1,000万を突破したようだ、とニュースサイト『HITS Daily Double』が報じました。Appleはまだ登録数を正式に発表していません。
Apple MusicはiOS 8.4のミュージックアプリから使える、Appleの音楽サービスです。月額980円で数百万の曲を聴けるほか、24時間放送のネットラジオ・アーティストとつながるSNSなどのサービスを提供しています。
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とはいえ、これは無料トライアル期間での登録数です。この期間が終わったあとも、Apple Musicを使い続けてもらえるのかが重要なポイントとなります。
先行する音楽サービスは約26%が有料会員
Apple Musicよりも早い時期から定額制の音楽サービスを提供する『Spotify』は、会員数が7,500万人ですが有料会員はそのうち2,000万人、およそ26%に留まります。
Apple Musicも同様とすると、1,000万人のうち260万人が毎月の料金を支払って使う有料会員になると考えられます。
無料トライアル期間は3ヶ月間
Apple Musicは7月1日にサービスを開始しました。全機能を試せる無料トライアル期間は3ヶ月間なので、当初からApple Musicを使っているユーザーは10月には無料トライアルが終わる予定です。
Appleは、10月以降にどれくらいのユーザーが有料会員になるのかを重視しているものと思われます。
無料会員と有料会員の違い
Apple Musicの無料会員は、アーティストとつながるSNS『Connect』と24時間放送のネットラジオ『Beats 1』が利用できます。
有料会員の場合、無料会員が使える機能に加え、Apple Musicが提供するすべての曲やラジオステーションを聴いたり、iPhoneに曲を保存したりできます。
有料会員の月額料金は980円。6人までの家族が使える、ファミリーメンバーシップの場合は1,480円/月です。
10月までにApple Musicを使い続けるかどうかを決めるためにも、Apple Musicをしっかりと試してみましょう。AppBankでは使い方も紹介しています。