日の目を見ずに終わってしまうのでしょうか。
iPhone 5sと同じ、4インチの液晶を載せると噂される『iPhone 6c』。専用のバッテリーとされる写真も公開されました。
→ 4インチの『iPhone 6c』に続報? 5cより大容量のバッテリー採用か
その一方で、iPhone 6cは開発がストップしているとの情報も報じられています。金融企業『Cowen and Company』のアナリストTimothy Arcuri氏の分析です。
なぜiPhone 6cの開発が止まってしまったのでしょうか。そもそも、本当にiPhone 6cは開発されていたのでしょうか。
iPhone 6cは3月まで開発が進められていた?
Arcuri氏の調査によると、2015年1月から3月までのあいだは、iPhone 6cの開発が進んでいる証拠を見ることができたようです。
しかし、現在はiPhone 6cの開発が進んでいる証拠を見ることができず、そのことからiPhone 6cの開発が一時的にストップ、あるいは途中で計画が白紙になった可能性があるとArcuri氏は分析しています。
開発ストップの理由は
iPhone 6cの開発がストップした理由として、iPhone 6の販売が好調であること、iPhone 6s発売後はiPhone 6が値下がりすることから、iPhone 6cと競合してしまう恐れがある点を挙げています。
さまざまな試作品をつくることも
Appleは新製品を開発する際に大きさや形などが異なる、さまざまなタイプの試作品をつくることがあります。どんな形がつぎの新製品にピッタリなのかをテストするためです。
もしかするとiPhone 6cと言われていた端末は、iPhone 6sの試作品の1つだったのかもしれません。
iPhone 6c発売の希望が完全に絶たれてしまったわけではありません。Business Insiderは、Arcuri氏のiPhoneに関する分析は必ずしも正確ではなかったと指摘しています。
iPhone 6cの噂が出ては否定する情報が報じられていますが、果たしてどちらが正しいのでしょうか。結果は、今秋にも明らかになるはずです。