iPhone/iPad ケースの保護能力が底上げされそうです。
(画像:Apple)
ニュースサイト『9to5Mac』によると、Apple が『Made for iPhone/iPad/iPod』プログラム(以下、MFi プログラム)の内容を一部変更しました。
MFi プログラムに参加している企業は、基準に則って製品を開発製造すれば MFi ロゴ(上記画像)を製品に付けられます。ユーザーは MFi ロゴを基準にアクセサリを選べば、互換性を心配する必要はありません。
MFi プログラムの内容はどのように変更されたのでしょうか?
1メートル落下への対応を求める
9to5Mac の記事によれば iPhone や iPad のケースには、高さ1メートルから舗装路に落下させたときの衝撃から iPhone や iPad を保護する能力が求められます。これには液晶を覆うカバーガラスの保護も含まれています。
さらに画面を下にして平らな面に置いた際に、カバーガラスがその表面から1ミリ浮くように設計する必要があります。この条件を満たすには画面全体を覆うカバーを付けるか、ケースのフレーム部分を厚くしなければなりません。
環境配慮の条件も強化
環境保護や人体への影響に対する条件も厳しくなりました。絶滅危惧種に指定された動植物などの原材料や、ホルムアルデヒドやフタル酸エステルといった薬品が使用禁止になっています。
9to5Mac の報道が事実であれば、ケースの保護能力や安全性が底上げされたことになります。MFi ロゴ付きアクセサリの品質がさらに高まりそうですね。