固いケースを付け外しするとき、なかなか外れなかったり割れてしまったことはありませんか?そんな時に知っておきたいケースの着脱方法です!
ハードケースと呼ばれるケースは、ポリカーボネートなどの固い素材でできています。ポリカーボネートでできたケースは厚くなればなるほど頑丈になりますが、その分柔軟性が失われます。
だからケースを装着するとき、ボタン部分に穴のあいたケースの形状だとその部分に負荷がかかり割れやすくなってしまいます。また、ケースを外すときもケースがしならないのでとても外しづらくなってしまいます。
そこで、ハードケースでもケースにできるだけ負担をかけない付け方や取り方を紹介します。
追記1:2016年版の最新記事はコチラ
→【カード1枚で解決】iPhoneのハードケースが外れなくなった時の対処法
追記2:最新&人気のハードケースまとめ
【更新中】iPhone 6s / iPhone 6 ケースまとめ 〜ハードケース編〜
目次
ケース着脱方法を動画でチェック
機種によって違うiPhoneのフチ
iPhone 5s/5以前は直線的なフチでした。
直線的なフチは、ケースを取り外すとき途中まで外れた状態で手を離してもそのままキープできました。
でもiPhone 6/6 Plus以降は丸みのあるフチです。
フチに丸みがあるので、ケースが外れきっていないときにケースから手を離すと元に戻ってしまいます。
iPhone 5s/5/5c/5SEからiPhone 6/6 Plus以降の機種に変更して、ケースが外しづらくなったと感じた方は、この丸いフチが原因かもしれません。
外しやすいハードケースの見分け方
同じポリカーボネート製のクリアなハードケースでも、厚さや形が微妙に違います。その微妙な違いが網羅できるよう、以下の3種類のケースで着脱方法を紹介します。
角にスリットが入ったケース
ハードケースのなかには、ケースの角に着脱しやすくするためのスリットが入ったモノがあります。スリットが入っているケースの場合、スリットが入った側からケースを着脱しましょう。
液晶面への回り込み具合が違うケース
スリットがないケースでも、外しやすいケースがあります。
見分け方はケースの液晶面への回り込み具合です。液晶側へ深く回り込んでいるケースの方が、ケースをiPhoneから押し出しやすく丸いエッジに戻されることなく外れます。
ケースの装着方法
ハードケースをiPhoneに装着するとき、1点だけ注意したいポイントがあります。それはボリュームボタンやスリーブボタンの部分のケースの形状です。
ボタンの形にあわせてケースがくり抜かれたタイプの場合、液晶面側にあるケースの細い部分は割れやすい部分になります。
ボタン部分をくりぬいた面がある場合、その面を先に装着します。
また左右どちらのボタン部分も液晶側がふさがれている場合、ボリュームボタンの方がボタンの数が多く、割れるリスクが高いので優先して装着します。
割れやすい部分をチェックしておくだけで、ケース装着時の破損を大きく防げます。
ケースの外し方
どのケースも基本的に角からケースを押し出すようにして外します。押し出しやすいポイントや、押し出せないときの方法を紹介します。
ケースを押し出しやすい場所
多くのケースでもっとも押し出しやすいのは、ケースの右下です。ポイントはケース側面のボタンまでの距離です。
ボリュームボタン側よりスリープボタン側の方が、若干ケース側面が長くなっています。
外しやすいのは短い側面ですが、ボリュームボタン側はケースがたくさんくり抜かれていて形が変わっている場所です。半分外された状態で負担がかかると割れるリスクが高まるので、スリープボタン側から外していくことをオススメします。
ケースの角を押し出すことができれば、同じ辺のiPhone上部側を押し出してケースをパコッと外せます。
角が押し出せない場合
ケースの角を指で押し出せない場合、薄いカードを使うとケースを外しやすくなります。
使うカードは、ケースを外すときに傷んでしまうので捨ててもいいカードを使いましょう。紙ではなくプラ素材のカードを使うのもコツです。
また、薄いカードや柔らかいカードを選ぶと、よりケースを外しやすくなります。
ベストなカードをみつけたらケースにカードを差し込んでいきます。
やはりケースの角が比較的カードが差し込みやすい場所になります。
ケースとiPhoneの間にカードが入ったら、カードをケースに沿ってスライドさせていきます。
するとiPhone本体の丸いエッジに沿ってカードが入っていき、自然とケースが浮いて外れます。
ケースがしっかり浮いたらカードを外して、手でボタン部分などをゆっくり外します。
ケースの着脱方法おさらい
ケースを装着するときは、ケースにスリットがないかまず確認します。スリットがない場合、ボタン部分のケースの作りを左右で比較して割れやすい辺を先に装着します。
ケースを外すときは、iPhoneのボタンから1番遠い辺の下部から指で押し出すように、もしくはカードを使って外します。
お気に入りのケースだからこそケースを装着するときも外すときも、ケースを壊さないよう気をつけて取り扱いましょう。