iOS 7.1.2 へアップデートする過程でのトラブルが報じられています。
ニュースサイト『iMore』によれば、iOS 7.1.2 へアップデートする途中で iPhone や iPad がリカバリーモードになる現象が起きています。いったんリカバリーモードに切り替わってしまうと、iPhone や iPad を初期化せざるを得なくなり、データが失われます。
ほとんどの iPhone や iPad では、問題なく iOS 7.1.2 へアップデートできたようです。しかし、これからアップデートするのであれば、iPhone や iPad を事前にバックアップしたほうが良いでしょう。
リカバリーモードとは?
本来は、iPhone や iPad のトラブルを解決する方法がほかにない場合に使われる機能です。iPhone や iPad が初期化され、iOS が出荷時の状態に戻ります。
(画像:Apple)
iPhoneをバックアップする方法
iPhone や iPad をバックアップするには、iTunes を使う方法と iCloud を使う方法があります。以下の記事で、それらの方法を詳しく紹介しています。
iPhoneのデータをバックアップする2つの方法。万が一に備えよう!
より確実にアップデートするには
iOS は iPhone や iPad の設定アプリからもアップデートできますが、より確実な方法でアップデートするなら PC の iTunes を使いましょう。
付属の Lightning ケーブルか Dock ケーブルを使い、iPhone や iPad を PC に繋ぎます。次に PC の iTunes を起動しましょう。iPhone や iPad を接続したときに自動起動している場合もあります。
iTunes の【iPhone】または【iPad】ボタンをクリックします。
【概要】タブを開いて【アップデートを確認】ボタンをクリックしたら、あとは画面の指示に従って操作するだけです。
iOS 7.1.2 へアップデートする途中で、すべての iPhone や iPad がリカバリーモードになってしまう訳ではありません。しかし、万が一リカバリーモードになってしまうと、データは取り戻せなくなります。
iOS 7.1.2 へのアップデートをまだ行っていない場合には、iPhone や iPad をバックアップしてからアップデートすることをオススメします。