デジタル水墨画で「松」や「竹」を描いてみよう!
紙や墨汁がなくても、アプリとタッチペンだけで本格的な水墨画を楽しめます。ぜひこの楽しさを味わって欲しい!
というわけで、アプリ「Zenbrush」と絵筆型タッチペン「hakura」で水墨画を描くコツを紹介します。
今回挑戦するのは「松」と「竹」です。
「松」を描くコツ
さっそく松を描きます。アプリを起動したら、まずは完成イメージを持ちましょう。
今回は、画面右側にしっかりとした松を1本、左に奥に広がる森林を描くことにします。
幹は上から描く!
ヘビを描くように上から勢い良く松の幹を描きます。勢いがないと全体的に太い幹になってしまいます。
葉は薄い色の重ね塗りで!
続いて葉を描いていきます。筆は一番薄いものを、筆の太さは【サイズ20】くらいの太めで設定します。
紙の余白が広い方に向かって、少し傾けて葉を描いていきます。
生い茂った葉の塊を何個か置いていく感じで、なんども薄い色を重ねていきます。
重ねている部分が幹の濃さに近づいてきたらストップです。ここまでくると色を重ねた部分がハッキリとしすぎてしまいます。
ぼかしてにじみを表現しよう
ここで役立つのが【薄い消しゴム】です。右端の消しゴムボタンを選択します。
葉の部分をなぞるように消しゴムをかけます。すると色が重なった部分が薄くぼけていき、滲んだ水墨画感がでます。
ちょっとだけ枝を描いて松完成
最後に枝を描きます。極細で葉の塊の中に一部だけ横線を描きます。
奥に広がる森林を描く
続いて左側に、奥に広がる森林を描きます。1本しか描いていない松に迫力をもたせます。
細い線で違いを出す
奥の森林の幹は、濃い線ですが細く描き、松の幹との差を出します。
右上がりに縦の直線を描いていきます。長さはバラバラにします。
【薄い筆】+【太めの線】で葉を描きます。下から上に、さきほど描いた幹に合わせて描いていきます。
右に行けば行くほど高さのない葉にしていくと、よりいっそう奥行きがでます。
最後に薄い線で奥の幹を描いたり、薄い消しゴムで森林全体をぼかして完成です!
薄い色を重ね塗り、さいごに薄い消しゴムでぼかしていく。この2つの手順で一気に雰囲気がでます。
「竹」の描き方を動画でチェック
今度は竹を描いてみます。完成イメージはこちら。
こちらの竹の描き方を動画で解説しました!
絵筆型タッチペンとアプリでプロ気分!
いかがでしたでしょうか。指で描くのではなく、絵筆型タッチペンを使うことで、より一層本格的な水墨画を描いている気分を味わえます。
慣れてくると「鯛」や「富士山」、「鶴」といった細かな絵も描けるようになってきます。
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