Appleが6月に開催される「Worldwide Developers Conference (WWDC)」で、家の照明やセキュリティシステムなどのネット接続家電をiPhoneやiPadで操作できるようにするプラットフォームを発表する計画であると、Financial Timesが報じています。
Financial Timesによると、アメリカ時間の6月2日(日本時間:6月3日深夜) のWWDCで発表される新しいプラネットフォームは、iPhoneなどのiOS端末に組み込まれる予定だと報じています。
この新しいプラネットフォームは、Appleの「Made for iPhone」プログラム同様にApple以外の端末メーカーに開放され、プログラムを組み込んだメーカー製の製品がApple製品で操作できるようになるのでは?とのことです。
Financial Timesは、新しいソフトウェアプラネットフォームのアプリケーションの1つとして、システムに反応するiPhoneが建物内に入ると自動的に照明をつける機能を報じています。
実際にAppleは2013年11月の特許出願書類で、ホームオートメーションシステムに関する構想の概念を示していました。
スマートフォンの利用範囲を拡大する機会を狙う企業にとって、ホームオートメーションは成長が期待できる新規市場の1つと見られています。
Appleはすでに、自動車分野への進出もしています。今後のAppleの動きに目が離せませんね。