iPhoneの料金プランの「中身」を解説! 毎月の請求額はどう決まるのか?

2013.12.212013.12.22

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毎月請求される料金の内訳をご存知ですか？

「毎月7,000円くらい」というイメージはある一方で、その内訳となると分かりづらい印象が強いかもしれません。

そこで今回はドコモ・au・ソフトバンクの料金プランを元に、その「中身」を分かりやすくご紹介します。

毎月の料金と密接に関係する「締め日・利用期間・支払い日」の違いもご紹介します。

3社の料金プランを比較

以下の表は、iPhone 5s 16GB モデルを新規契約で購入した場合の料金プランをまとめたものです。

では、それぞれの内訳を見ていきましょう。

ドコモでは「タイプXi にねん」、au では「LTEプラン」、ソフトバンクでは「ホワイトプラン(i)」と呼ばれるものです。

その名前の通り、料金プランの基本となる部分です。通話料・SMS の送受信料・メールの送受信料・パケット通信料を定めています。

例えば、国内通話料はおおむね21円/30秒。他社宛 SMS は1回3.15円で、ソフトバンク、auは同じキャリア宛なら無料。受信も無料です。
一方ドコモの「タイプXi にねん」には、同じキャリア内であっても。通話、SMSともに送信無料ではありません。

au の「LTEプラン」とソフトバンクの「ホワイトプラン(i)」は、同じキャリアの携帯電話宛であれば、午前1時〜午後9時までの通話料を無料としています。

いわゆる「2年縛り」が設けられているのも、この基本使用料が発生する部分。2年以内に解約などの契約変更を行うと違約金が発生します。

iPhone からインターネットに接続するために必要な「プロバイダ」の利用料金です。

このサービスに加入しないと、iPhone から 3G・LTE 回線を使ってウェブページを見る・メールを送受信することはできません。

キャリアメールに当たるドコモの「@docomo.ne.jp」、au の「@ezweb.ne.jp」、ソフトバンクの「@softbank.ne.jp」「@i.softbank.jp」を利用する際にも必須です。

iPhone で 3G・LTE 回線を使って通信するとパケット通信料が発生します。この通信料を固定額にしてくれるのが定額サービスです。

このサービスを使わない場合、パケット通信料は利用した分だけ増えます。上限はありません。したがって iPhone で 3G・LTE 回線を使ってよく通信する場合にはお得です。

ただしドコモ・au・ソフトバンクでは、毎月の通信量が 7GB に達すると通信速度を制限するルールが導入されているので、無制限に通信できる訳ではありません。

iPhone 本体の価格です。ここでは iPhone 5s の 16GB モデルの価格を例として使っています。キャリアによって機種代金は異なっていることが分かります。

キャリア	ドコモ	au	ソフトバンク
機種代金	2,940円/月（総額7万560円）	2,835円/月（総額6万8040円）	2,835円/月（総額6万8040円）

機種代金の支払い方法は2種類あります。契約時に一括で支払う方法と、24回に分割して毎月支払う方法です。

この割引サービスを使うことで iPhone を「実質0円」で購入できます。

なぜ「実質」なのかというと、iPhone の機種代金を24回払いで支払っている額と同じ額が毎月の利用料金から値引きされるからです。

iPhone の機種代金そのものが値引かれている訳ではないので「実質」としています。

この割引サービスを利用するには一定の条件があります。多くの場合、パケット通信料定額サービスへの加入が条件となっています。

「＋通話料など」としているのは、通話料の他にサービスの利用にかかる料金・ユニバーサルサービス料などが発生するためです。

キャリア	ドコモ	au	ソフトバンク
毎月の請求額	6,555円/月+通話料など	6,755円/月＋通話料など	6,755円/月＋通話料など

計算する方法は以下の通りです。

「基本使用料」＋「インターネット接続サービス」＋「パケット通信料定額サービス」-「割引サービス」＋「機種代金」＋通話料など＝毎月の請求額

ドコモ・au・ソフトバンクの「締め日」「利用期間」「支払い日」をまとめました。

「支払い日」は口座引き落としが行われる日を表しています。クレジットカード払いの場合は各社の引き落とし日になります。

例えば2013年12月の料金はどうなるかというと…