ドコモが「ケータイ補償サービス for iPhone」を12月19日に開始しました。
水濡れ・全損・紛失・盗難・破損・故障のほか、購入から1年が経過して自然故障が起きた iPhone を、別の iPhone に有償交換できるサービスです。
あらかじめサービスに加入していれば、専門のサービスセンターに電話すると1〜2日以内に iPhone を指定住所に届けてくれます。
サービスの内容を詳しくご紹介します。
このサービスを利用するには?
故障などが起こる前にケータイ補償サービス for iPhone に加入する必要があります。
さらに「ドコモプレミアクラブ会員であること」「iPhone 購入日を含めて14日以内に申し込むこと」「ドコモを通じて Apple Care に加入していないこと」の条件をすべて満たす必要があります。
加入の申し込みは、ドコモショップの窓口(iPhone 購入当日のみ)とドコモインフォーメーションセンターで行えます。
ちなみにドコモプレミアクラブはポイント・優待サービスで、ドコモ版 iPhone を利用しているユーザーなら誰でも入会できます。
ドコモプレミアクラブとは?(ポイントとステージ) – ドコモ
サービス開始前にiPhoneを購入した人も申し込める
2014年3月31日までは、ケータイ補償サービス for iPhone の開始前にドコモで iPhone 5s/5c を購入したユーザーも申し込めます。
より具体的には2013年9月20日から12月18日までの間に、ドコモで iPhone 5s/5c を購入したユーザーが対象です。
申し込みの受付場所は「ケータイ補償お届けサービスセンター 0120-210-360」。受付時間は午前9時〜午後8時です。
サービスの料金
iPhone 5s の場合は月額630円、iPhone 5c の場合は月額525円です。iPhone を交換する際には1回7,875円のサービス利用料金が請求されます。
このサービスを利用できるのは1年間で2回まで。iPhone を交換できるのは、水濡れ・全損・紛失・盗難・破損・故障などの条件に当てはまる場合に限られます。
iPhone が届いてから10日以内に、旧 iPhone をサービスセンターに送る必要があります。送らない場合、4万2000円の違約金が請求されます。
紛失・盗難の場合は、旧 iPhone が発見された際に送付する必要があります。
注意点
送られてくるiPhoneはリフレッシュ品
原則としてこのサービスで送られてくる iPhone は、ドコモが回収して修理・パーツ交換・点検を行った上で新品同様の状態になったもので、新品そのものではありません。
サービスセンターに送った iPhone も上記のリフレッシュを行った上で、交換機種として使われます。
原則、同一のモデル・カラーの iPhone と交換できますが、在庫不足などで困難な場合にはドコモが指定する別のモデル・カラーの携帯電話になる場合があります。
サポート対象外のトラブル
傷・汚れ・塗装がはがれるなどの軽微な損害のほかに、購入から1年以内の自然故障・天災によるトラブル・故意の破損・改造は対象外です。
購入から1年以内の自然故障は Apple の修理サービスを利用することになります。
交換するとApple Careが無効に
Apple Store など、ドコモ以外を通じて Apple Care に加入している場合はケータイ補償サービス for iPhone に加入できます。
ただし、このサービスを利用して別の iPhone に交換した場合は Apple Care の補償は無効になってしまいます。