タイで、充電中の iPhone 4s に触れて感電死したと見られる事故が起こりました。写真の iPhone は発見時に被害者が握っていたもの。
(画像引用元:dailynews.co.th)
死因は断定されていないものの、被害者が充電中の iPhone を握っていたこと・iPhone の側面に感電した跡が見られることから、感電死の可能性が高いと考えられています。
感電の原因も明らかになっていませんが、Tech in Asia によると、地元警察は充電器とケーブルを疑っているようです。
同様の事故は、7月に中国でも起きています。
充電器が非純正?ケーブルは破損?
iPhone の充電器・ケーブルが純正品なのかは分かっていません。
しかし、充電器は Apple の純正品ではない可能性が高いです。Tech in Asia もその外観から非純正品の可能性を指摘しています。
さらに Dock ケーブルの根元が破損しているように見えるので、本来は電気が通らない場所に通電する「漏電」が起きた可能性も考えられます。
使う前に充電器・ケーブルをチェック
こうした漏電は、Apple 純正品や Apple の基準に基づいて設計・生産されている Made for iPhone 製品でも起こり得ます。
例えば、ケーブルが折れ曲がりやすい・折り目が付いている・被膜が裂けている・コネクタが不安定といった症状があると、漏電する恐れがあります。
こうした状態で iPhone を充電すれば、iPhone 本体・ケーブル・充電器から発火したり、壊れたりするので要注意です。
加えて iPhone・ケーブル・充電器が水に濡れている・手が濡れている場合はもちろん、水気や湿気が多い場所で使うことも避けましょう。
いわゆる正規品を使うことも重要ですが、使用前に点検することが大切です。