Digitimes によれば、12.9インチのディスプレイを搭載した大型 iPad は2014年後半、「iWatch」は2014年4〜6月に生産を開始するようです。
直近の噂では、12.9インチ液晶を搭載した大型 iPad は来年の早い時期に発売されると言われていました。
Digitimes が正しければ、iPad Air・iPad mini Retina モデルの後継機が発表・発売されると見られる10〜12月に発表・発売となりそうです。
大型iPadは教育・企業向け?
パーツを組み立てて大型 iPad を生産するのは Quanta Computer になる、と Digitimes は伝えています。
Quanta Computer は1988年創業の台湾企業。ノート PC の委託生産では最大手で、企業からの委託を受けて製品の設計・生産を行っています。
Digitimes が証言を得た情報筋によれば、大型 iPad はそのサイズ故に主力製品とはならないため、Apple が Quanta に発注した数は少ないと見られています。
大型 iPad に搭載されると見られるディスプレイは12.9インチで、MacBook Air や MacBook Pro の13インチモデルとほぼ同じ大きさです。
対する iPad Air は9.7インチ、iPad mini は7.9インチのディスプレイを搭載しています。
さらに大型 iPad の主要なターゲットは教育機関・企業になるとも証言したようです。
これは以前から噂されていた通りで、既存の PC を置き換える・グループで使う・相手に見せるには、iPad Air よりもディスプレイは大きい方が向いています。
iWatchの生産は3つの企業が受注?
腕時計型のデバイスと見られる「iWatch」の試験生産はすでに始まっているようです。
ただ、販売できる品質に満たない割合が高いので、本格的な生産が始まるのは2014年の第2四半期になるようです。
一般的に第2四半期は4〜7月を指すので、以前に Digitimes が報じた通り、2014年の7〜12月には発売されるかもしれません。
生産は Foxconn・Inventec・Quanta が行うとしています。いずれも台湾に本社を構える電子機器の生産企業です。
iWatch の価格は149〜229ドル(約1万5000円〜2万3000円)と考えられています。