先日 Apple が発表した通り、Mac 版の iWork である Pages・Numbers・Keynote でツールバーのカスタマイズが可能になりました。
Pages はワープロ、Numbers は表計算、Keynote はプレゼン用のスライドを作成できるアプリで Mac 版のほかに iPhone/iPad 版・ブラウザ版もあります。
現在の Mac 版では旧バージョンの機能が削除されたため、一部ユーザーから批判が上がっており、Apple が削除した機能を戻すと発表していました。
これに合わせてか iPhone/iPad 版 iWork アプリもアップデート。Keynote には新たなトランジションとビルドが追加されています。
Mac App Storeでアプリをアップデートする
Apple メニューを開いて【ソフトウェア・アップデート】をクリック。
Pages・Numbers・Keynote の3つのアプリがアップデートできるので、【すべてアップデート】をクリックしましょう。
ツールバーの編集は右クリックで
ツールバーのボタンの並び順・表示するボタンを編集するには、ツールバーを右クリックして【ツールバーをカスタマイズ】を選びます。
Mac版Pages・Numbersの変更点
Keynote に限らず、Pages・Numbers でもツールバーのカスタマイズが可能です。
Pages では、ページ中央と端を表すガイドが表示されるようになりました。図形・テキストボックスなどが整列させやすくなります。
Numbers では、ファイルを保存する際にウィンドウのサイズと配置も記憶。次に開く際に同じサイズ・位置で表示できるようになりました。
さらに環境設定ではデフォルトの拡大/縮小率も設定できます。
iOS 版の Pages・Numbers には新機能は追加されず、安定性向上・問題の修正が行われています。
Keynoteに追加されたトランジション・ビルド
Mac・iOS 版の両方の Keynote にはトランジション・ビルドが追加されました。
トランジションは以下のものが追加されました。
- ブラインド
- カラープレーン
- コンフェッティ
- 落下
- 遠近感
- ピボット
- スウォッシュ
ビルドは以下のものが追加されています。
- ブラインド
- フライイン
- フライアウト
- 軌道
- ピボット
- 拡大
- スウォッシュ
Keynoteと一緒に使いたい「Keynote Remote」
プレゼンを行う際に便利なのが「Keynote Remote」です。Mac/iPad で開いているスライドを iPhone で操作できる上に、発表者ノートもチェックできます。
以前は有料アプリでしたが、現在は無料化されています。筆者が確認したところ、最新の Keynote アプリとも連携できました。
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