9to5Mac によると、近いうちにアメリカの Apple Store には iOS 7 の「iBeacon」を使った新サービスが導入されるかもしれません。
(画像引用元:Estimote Beacons — Retail Applications)
そもそもiBeaconとは?
iBeacon は iOS 7 で追加された機能で、ビーコンと iPhone 4s 以降の iPhone があれば利用できます。
ビーコンの近くに寄ると Bluetooth をオンにした iPhone が信号を受け取り、これを元に様々な通知を受け取ったり、複数の信号を元に屋内での現在地を測定できます。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
iOS 7の「iBeacon」に注目!「退店で決済」「正確な屋内ナビ」実現か。
製品情報への誘導・関連するワークショップを通知か
9to5Mac が消息筋から得た話では、Apple Store アプリと連携して近くの製品の情報に誘導したり、その製品に関するワークショップを知らせるために使われるようです。
以下は 9to5Mac が作成した予想画像です。
もちろん、通知の受け取りを拒否することもできます。
将来はさらに機能が追加される可能性もあります。例えば、Genius Bar で順番が回ってきた客を探す際に店員が iBeacon を使うことも考えられます。
日本の Apple Store でも iBeacon を使った新サービスが導入されるかは不明ですが、国内では活用例は少ないだけに、導入されればモデルケースになりそうです。
iBeacon対応アプリの開発をサポートするプログラムも準備中?
さらに、Apple は iBeacon を使うアプリの開発をサポートするプログラムも準備中である、との消息筋の話も 9to5Mac は伝えています。
対応するビーコンの普及も必要ですが、開発しやすくなれば iBeacon を使ったサービスも増えることが期待されます。