在庫の不足が噂される iPad mini Retinaディスプレイモデルですが、2人の専門家が今後の在庫状況を予測しています。
果たして噂通り、在庫が少ない状況が続くのでしょうか?
今回は専門家による iPad mini Retinaディスプレイモデルの在庫状況の予測と、いち早く入手するための方法をご紹介します。
2013年末までに200万台を生産
CNET によると、IHS iSuppli の専門家 Rhoda Alexander 氏は、iPad mini Retina モデルは年末までに200万台が生産されるとしています。
IHS iSuppli はスマートフォンなどの生産状況を調査しており、発表前の iPad mini Retina モデルに関する予測を行っていました。
一方で AppleInsider によれば、 正確な予測を発表することが多い KGI 証券の Ming-Chi Kuo 氏も、年末までにおよそ200万台を生産すると予測しています。
この「200万台」という数字は多いように見えますが、他と比べると心もとない数字です。
というのも、Kuo 氏が予測する同時期の iPad Air の生産数は1,000万台、初代 iPad mini は850万台にもなるからです。
では、来年はどうなるのでしょうか?
2014年1〜3月は生産数を倍増
Kuo 氏は、2014年1〜3月に生産される iPad mini Retina モデルは400万台になると予測しており、IHS iSuppli の Alexander 氏も同様の予測をしています。
前期に比べると生産数は2倍で、在庫状況の改善が期待されます。
一方で iPad Air は600万台、初代 iPad mini は240万台と減産になっています。
Apple Online Storeには兆候も
Apple Online Store では iPad mini Retina モデルの出荷予定日が延びています。
発売当初は 16/32GB モデルが1〜3営業日で出荷すると表示されていましたが、翌日には5〜10営業日に延びています。
(Apple Online Store より)
通常、在庫が豊富にあれば出荷予定日は短くなるので、iPad mini Retina モデルを求める数に対して生産・流通が追いついていないことが予想されます。
それでも「今すぐ欲しい!」という場合はどうすれば良いのでしょうか。
最も早く手に入れるには?
ここでは Wi-Fi 版をいち早く入手するための2つの方法をご紹介します。LTE 回線でも通信できる Wi-Fi + Cellular 版は11月14日から販売が始まります。
今日中に入手できる「ピックアップ予約」
銀座・渋谷などの Apple Store で iPad mini Retina モデルをピックアップする予約を行いましょう。店舗・モデルにもよりますが、今日中に入手できるかもしれません。
ただし、予約できるのは今日のみ。明日以降に受け取る予約はできません。また、宅配便・郵送には対応していません。
オンラインストアを利用する
ヨドバシカメラでは、128GB モデルを除いて11月16日に入荷・11月17〜19日に届ける予定と告知しています(執筆時点)。
執筆時点で Apple Online Store は全モデルが5〜10営業日で出荷予定なので、注文するタイミングによってはヨドバシカメラの方が早く入手できそうです。
こういった入荷・出荷の予定は随時更新・変更されるので、購入前に複数のオンラインストアを比較してみましょう。