AppBank の主任です。
AppBank でも遊び方やコツをご紹介してきた「Clash of Clans」ですが、ソフトバンクとガンホーが開発元のスーパーセルを買収すると発表しました。
Clash of Clans は自分の村を整備して他の村を攻めたり、逆に他プレイヤーから攻められたりするゲーム。すでにアプリは日本語化されています。
今回の買収にかかる費用は15.3億ドル、1ドル=99円で換算すると約1,515億円。ソフトバンクとガンホーはスーパーセルの議決権付株式の51%を保有することになります。
なぜスーパーセルを買収するのか?
発表によると、スーパーセルの「Clash of Clans」は137カ国、「Hay Day」は96カ国の App Store のトップセールスランキングで1位を獲得しました。
さらにスーパーセルは2013年2月〜8月までの間、App Store のゲームカテゴリで売上世界1位となった実績があります。
ガンホーは、このスーパーセルの海外マーケティング力と App Store のゲームカテゴリにおける地位を活かし、世界展開をさらに強化したいようです。
また、ソフトバンクも海外へ展開していく中で、コンテンツ分野のけん引役としてガンホーとスーパーセルを必要としているようです。
Clash of Clans・Hay Dayへの影響
発表によれば、スーパーセルは引き続き独立性を保ちながらもソフトバンク・ガンホーとのパートナーシップを活かしてさらなる成長を目指す、としています。
また、スーパーセルの CEO イルッカ・パーナネン氏は今後も同社の CEO を務めます。
したがって、ただちに「Clash of Clans」や「Hay Day」に影響を及ぼすようなことはないと考えられます。
参考
- ソフトバンクとガンホーによるスーパーセルの株式の取得について – ソフトバンク(PDF)