AppBank の主任です。
C科技によると、Apple は iPhone 5c の生産量を半減する決定を行ったようです。
これまでは1日に30万台の iPhone 5c を生産していたものの、現在は1日に15万台まで生産量が調整されていると伝えています。
その原因として挙げられているのが「iPhone 5c の不人気・売上不振」です。
日本では iPhone 5s と iPhone 5c の価格は1万6,000円ほどしか異ならず、海外でも差額は100ドルほどです。
にも関わらず、iPhone 5c はボディ以外の部分がほぼ iPhone 5 と同じ。ベンチマークによっては iPhone 5 よりも性能が劣る結果も出ています。
そのため、現在の価格では iPhone 5c に人気がないのも当然で、Apple は iPhone 5c の需要を見誤ったのではないか、との意見もあります。
これを表す証拠として、中国に密輸入して売買される iPhone 5c の価格が、正規品の iPhone 5c よりも安くなった点を Unwired View が報じています。
こうした密輸入品は手間暇・リスクを伴うので正規品よりも高価なのが一般的。その上、中国で未発売の製品が入手できるというメリットもありました。
iPhone 5c が不人気か否かはともかく、こうした密輸入品の価格が低下しているのは米中で同日発売だった影響もあると考えられます。
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