AppBank の主任です。
Mac Rumors によると、KGI 証券の Ming-Chi Kuo 氏が次期 iPad/iPad mini を予測した、新たな投資家向けレポートをリリースしたようです。
Ming-Chi Kuo 氏は、これまでにも Apple 製品に関する分析・予測を行っており、比較的正確な予測が多いことで知られています。
このレポートによると、次期 iPad/iPad mini とされる iPad 5 と第2世代 iPad mini では、800万画素の背面カメラを搭載する可能性があるようです。
次期iPadのカメラはiPhone 5sのものと同等に?
さらに Kuo 氏は「レンズの開口部が大きくなる」とも予測。開口部が大きくなれば、暗い場所でより明るい写真が撮れます。
Mac Rumors は、iPhone 5s のように連続撮影・スローモーションビデオの撮影も行えるようになるのではないか、と予測しています。
なお、Kuo 氏の予測はフラッシュの有無には言及していません。
フラッシュを除き、上記の予測が全て正しければ iPhone 5s とほぼ同じ性能・機能を持つことになるかもしれません。
iPadに搭載されるカメラの変遷
これまでの iPad のカメラは、iPhone と比較して画素数などのスペックが低めになっています。
初代 iPad にはカメラは搭載されず、iPad 2 で約90万画素・第3世代 iPad で500万画素のカメラを搭載しました。
現在販売中の第4世代 iPad/iPad mini も同様に500万画素のカメラを搭載しています。iPhone 5s/5c のカメラは800万画素です。
一方、FaceTime 用の前面カメラとして第4世代 iPad/iPad mini は、iPhone 5s と同じ 120万画素カメラを搭載しています。
iPadに高画質カメラは必要?
iPad の大きな画面は見やすく、両手が使える場合にはしっかりと持てるので撮影しやすいという、iPhone にはない特徴もあります。
そのせいか iPhone ほどではないものの、海外のニュース映像などではイベントで iPad を使って撮影している人の姿を見ることがままあります。
また、Kuo 氏の予測では「他社製品との競争が激化しているので、Apple は iPad の競争力を高めるべくカメラをアップグレードするかもしれない」としています。